お香典のお礼はどうする?|失礼にならないお礼状・メール・電話のマナーと文例|葬儀・家族葬・お葬式なら「花葬儀」

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お香典のお礼はどうする?|失礼にならないお礼状・メール・電話のマナーと文例

お香典のお礼はどうする?|失礼にならないお礼状・メール・文例電話のマナーと文例

お香典をいただいた際、「どのようにお礼をすればよいのか」「メールやLINEでも失礼にならないのか」と迷われる方も多いのではないでしょうか。お香典のお礼には基本的なマナーがありますが、相手や状況によって適切な対応は異なります。

本記事では、香典返しやお礼状の考え方から、メール・電話での伝え方まで、迷わず対応できるようわかりやすく解説します。

1.お香典へのお礼の基本とマナー

お香典をいただいた際は、香典返しやお礼状を通じて感謝を伝えるのが基本です。ここでは、お香典へのお礼の意味やタイミング、いつまでに対応すべきかを解説します。

そもそも香典返しとは?

香典返しとは、葬儀・告別式で故人様のお供えとしていただいたお香典に対するお礼のことで、故人様に関する仏事が無事に済んだことの報告も兼ねています。

もともとお香典は、「葬儀を行うご遺族の負担が軽くなるように」と、近隣の方がお香やロウソクを持ち寄ったことに始まります。時代とともにお香が線香に代わり、現在の食料品や金銭を供えるスタイルへと変わってきましたが。

香典返しのタイミング

香典返しを贈るには、大きく分けて2つのタイミングがあります。ひとつは、葬儀当日にその場でお渡しする「当日返し(即返し)」、もうひとつは忌明けのタイミングでお贈りする「忌明け返し(後返し)」です。

古くから香典返しは、法要を無事に済ませた報告も含めて、忌明けのタイミングで贈るのが一般的でした。しかし、現在では、香典返しをお渡しする喪主様の負担を軽減するため、当日返しが主流となっています。

香典返しのタイミングについては、詳しくは「香典返しの時期」の記事が参考になります。

お香典のお礼はいつまでにする?遅れた場合の対応

お香典のお礼は、当日返しの場合は葬儀当日にお渡ししますが、後返しの場合は忌明け後1か月以内を目安にお贈りするとよいでしょう。なお、お礼が遅れてしまった場合でも、気づいた時点で速やかに対応することが大切です。その際は、お詫びの言葉を添えて丁寧に感謝の気持ちを伝えましょう。

2.お香典へのお礼状の書き方と文例

香典返しには、お礼状(挨拶状)を添えるのが礼儀です。ここでは、お礼状の種類や書き方、文例についてわかりやすく解説します。

お香典へのお礼状の種類

香典返しに添えるお礼状にはいくつかの種類があります。お贈りする相手を思いやり、適した種類を選ぶことが大切です

1.奉書(巻き紙)
上質な和紙で、古くから公文書など格式が重んじられる場面で使われてきました。最も格式高いお礼状であるといえるでしょう。
奉書(巻き紙)

2.カード
カードタイプのお礼状は「略式挨拶状」とも呼ばれ、最近では一般的な形式となっています。

3.はがき
普通のはがきをお礼状として使用することもあります。略式であるため、親しい間柄でのみ使用するのが望ましいといえます。

カードやはがきのお礼状は、無地の白い封筒に入れるのが一般的です。

お香典へのお礼状の内容

香典返しに添えるお礼状には、以下の内容を綴ります。要点を押さえた文面を心がけましょう。

1.会葬やお香典へのお礼
2.無事に四十九日法要を終えたことの報告
3.故人様との生前のお付き合いに対する感謝
4.香典返しの品をお贈りしたこと
5.略儀で済ませることに対するお詫び
6.日付
7.差出人の名前

2番の「無事に四十九日法要を終えたことの報告」は忌明けにお礼状を送る場合に書き添えます。なお、「四十九日法要」は仏教で使用される名称です。

お香典へのお礼状を書くときのポイント

お礼状の文章の書き方にも、気をつけるべきポイントがあります。下記の点に気をつけて、丁寧に挨拶文を書きましょう。

1.薄墨ではなく、濃い墨で書く
2.宗教や宗派に合わせた言葉を使う
3.「拝啓/敬具」「謹啓/謹白」など、頭語を入れた場合には、必ず結語を使う
4.季節の挨拶は省く
5.句読点は使わない
6.忌み言葉や重ね言葉を使わない

2番については「お香典へのお礼状の内容」でもご説明しましたが、仏教では「四十九日法要」の名称を使用するのに対し、他の宗教・宗派では別の名称を使用します。

■各宗教・宗派ごとの「四十九日に該当する名称」

・神道・天理教/五十日祭
・キリスト教/記念祭、追悼ミサ(カトリック)、記念集会(プロテスタント)

このように、宗教・宗派によって名称が異なるため、お礼状を作成する際には事前に確認しておくことが大切です。

お香典へのお礼状/文例(仏教)

拝啓
亡父 ○○○○儀 永眠に際しましては ご丁寧なお心遣いを賜りましたこと心より御礼申し上げます
おかげさまで 〇月〇日 四十九日(七七日忌)法要を滞りなく執り行うことができました

故人の生前に賜りました ひとかたならぬご厚誼にあらためまして感謝申し上げます
つきましては 供養のしるしまでに 心ばかりの品をお送りいたしますので
何卒お納めくださいますようお願い申し上げます

まずは略儀ながら書中をもちましてご挨拶申し上げます
謹白

令和〇年〇月〇日
(差出人名)

なお、香典返しに添えるお礼状については、「香典返しの添え状」の記事でも詳しく解説しています。

3.お香典へのお礼|相手別のマナーと注意点

お香典のお礼は、相手との関係性によって適切な対応が異なります。ここでは、代表的なケースごとの考え方を整理します。

会社・上司へのお香典のお礼

会社関係からお香典をいただいた場合は、個人名か会社名義かによって対応が異なります。個人でいただいた場合は一般的な香典返しを行います。

会社名義の場合は、香典返しが不要とされるのが一般的です。一方、「社員一同」や「有志」などの連名でいただいた場合は、職場で分けられる品物をお渡しするケースもあります。上司や目上の方には、出社後に直接お礼を伝えるなど、丁寧な対応を心がけましょう。

友人・知人へのお香典のお礼

友人や知人へのお礼は、基本的には香典返しのマナーに沿って行います。親しい間柄であれば、メールやLINEで取り急ぎお礼を伝えることもありますが、後日改めて品物やお礼状で感謝の気持ちを伝えるとよいでしょう。

ご親族へのお香典のお礼

ご親族へのお礼は、地域やご家庭の慣習によって異なる場合があります。近しいご親族では香典返しを省略することもありますが、迷った場合は一般的なマナーに沿って対応することをおすすめします。

4.お香典へのお礼をメールで伝えるのは失礼?

葬儀に参列しなかった方や、後日お香典をくださった方へ、取り急ぎメールやLINEでお礼を伝えたいと考えるケースもあります。しかし、メールやLINEは簡易的な連絡手段のため、相手や状況によっては注意が必要です。

ここでは、メール・LINEでお香典のお礼を伝える際のマナーや、利用してもよいケース、文例をご紹介します。

メール・LINEはあくまで略式のお礼

メールやLINEでのお礼は、あくまでも略式です。正式なお礼状や香典返しを省略すると、相手によっては簡単な対応と受け取られる場合もあります。

メール・LINEでお礼を伝えてよいケース

メールやLINEでお礼を伝えてもよい主なケースは、以下のとおりです。
●ご親族や親しい友人などにお礼を個別で伝えたい場合
親しい友人など、普段からメールやLINEで頻繁に連絡を取り合う方には、個別にメールやLINEでお礼を伝えても問題はありません。

●できるだけ早くお礼を伝えたい場合
上司や同僚からお香典をいただいた場合は、復職前にお礼やお詫びを伝える手段として、メールやLINEを活用するケースもあります。

●葬儀後にお香典をいただいた場合
人づてや郵送でお香典をいただいた場合は、まずメールやLINEで到着のお礼を伝え、後日香典返しを贈ると丁寧です。

●連名で少額のお香典をいただいた場合
一人あたりの金額が少額の場合は、代表者へ品物とお礼状を送り、その他の方へメールやLINEでお礼を伝えるケースもあります。

メールでお礼を伝えるときの文例

お香典のお礼をメールで伝える場合には、親しい関係だとしても、文面には気を配りましょう。

メールでお礼を伝える場合も、「忌み言葉を避ける」「句読点は使わない」など、お礼状を書くときとマナーは同じです。

以下に、メールでお香典のお礼を伝えるときの一例をご紹介します。相手や状況によって内容を調整する必要があるため、下記を参考にし、工夫して文面をつくってください。

【葬儀に参列された方からお香典を受け取った場合】

メール件名:「葬儀ご参列のお礼」

〇〇様

この度は 父〇〇の葬儀におきまして たくさんのご厚情をいただき
御礼申し上げます
おかげさまで 無事葬儀を終えることができ 故人も安心していることと思います
本来であれば 直接お伺いしてご挨拶すべきところですが 取り急ぎお礼を申し上げたく
メールにてご連絡いたしました
今後ともよろしくお願い申し上げます

令和〇年〇月〇日
(差出人名)

LINEでお礼を伝えるときの文例

LINEでお礼を伝える場合も、短すぎる一言で済ませず、丁寧な言葉で感謝を伝えましょう。親しい間柄であっても、弔事に関する連絡であることを意識することが大切です。

【LINEで簡単にお礼を伝えたい場合】

このたびは ご丁寧なお心遣いをいただき
誠にありがとうございました
おかげさまで 無事に葬儀を終えることができました
本来であれば直接ご挨拶すべきところ
取り急ぎのご連絡にて失礼いたします

実際、葬儀後すぐにメールやLINEで取り急ぎお礼を伝え、その後あらためて香典返しやお礼状を送るケースも多く見られます。

5.お香典へのお礼を電話で伝えるときのマナーと文例

お香典へのお礼を電話で伝えるときのマナーと文例

お香典へのお礼をメールやLINEで行ってもよいケースについてお伝えしましたが、同様のケースにおいては、電話でお礼を伝えてもよいでしょう。

電話でのお礼は、メールやお礼状とは違い、リアルタイムで相手との会話ができるため、より丁寧に気持ちを伝えられます。そこで、電話で伝えるときのマナーと文例をご紹介します。

電話でお礼を伝えるときのマナー

電話もメールと同様にすぐに実行できるお礼の手段ですから、葬儀の後、2〜3日以内に連絡することをおすすめします。

電話でお礼を伝えるときの文例

電話でお香典のお礼を伝えるときには、下記のポイントを押さえておきましょう。

1.会葬やお香典へのお礼
2.無事に葬儀を行えたことの報告
3.本来は直接お礼すべきだが、取り急ぎ電話でのお礼になるお詫び

これらのポイントを押さえたうえで、具体的にどのように伝えるか、以下に一例をご紹介します。

「こんにちは。〇〇です。
先日の葬儀では、お香典をいただきまして、誠にありがとうございました。
今日、無事に葬儀も終わりました。

本当なら伺って直接お礼しないといけないのですが、
ひとまずお電話いたしました。
落ち着いたら、あらためてご連絡いたします」

相手との関係や状況に応じて、伝え方を工夫してお礼を伝えましょう。

葬儀に参列できなかった方や、後日お香典をいただいた場合にも、電話でお礼を伝えることがあります。

6.お香典へのお礼を対面で直接伝えるときのマナーと文例

お香典をいただいた方の中には、葬儀後、対面でお礼を伝えた方がよいケースがあります。直接会った際には、しっかりと自分の言葉で感謝の意を伝えながら渡しましょう。

ここでは、具体的なケースと文例をご紹介します。

ご近所の方などに直接お礼を伝える場合

ご近所の方など、直接伺える相手には、葬儀後、できる限り早めに直接お礼を伝えることが望ましいでしょう。

なお、葬儀に参列されなかったために香典返し(当日返しの場合)を渡せていない場合は、そのときに持参します。忌明け後に香典返しを贈る場合も、できれば直接持参することをおすすめします。

■葬儀後、早めに香典返しを持参する場合

「先日の葬儀では、お心遣いを頂戴しまして、恐れ入ります。
当日はお礼もできずに、たいへん失礼いたしました。

ささやかではありますが、供養のしるしをお持ちしました。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします」

会社の人に直接お香典のお礼を伝える場合

会社の人からお香典をいただいたら、次の要点を押さえて直接お礼を伝えましょう。

1.会葬やお香典へのお礼
2.忌引休暇をいただいたことへのお礼
3.今日から復帰することについてのご挨拶

お礼の伝え方としては、下記を参考に、ご自身の言葉で伝えましょう。

「先日の葬儀では、お心遣いを頂戴いたしました。
おかげさまで無事に葬儀を終えることができました。
急なお休みをいただき、皆さまにはたいへんご迷惑をお掛けしましたが、
本日から仕事に戻りますので、よろしくお願いいたします」

連名でお香典をいただき一人あたりの金額が少額だった場合は、個包装のお菓子を用意し、手渡しながらお礼を述べるとよいでしょう。復帰時やお会いしたタイミングで手渡しするのが一般的です。

ただし、連名でも1人あたりの金額が3千円を超えるなど多めの場合は、一人ずつ、香典返しとお礼状を送ります。

会社の方への香典返しについて詳しく知りたい方は、「会社への香典返し」の記事が参考になります。

なお、ご近所の方や会社の方から、葬儀後にあらためてお香典をいただくこともあります。その場合も、直接お礼を伝える機会など、可能な限り丁寧に対応しましょう。

7.香典返しが不要なケースもある

お香典をいただいた場合は、香典返しやお礼状で感謝を伝えるのが一般的です。

ただし、相手から「香典返しは不要です」と辞退された場合や、ごく近しいご親族間で返礼を行わない慣習がある場合は、品物を贈らないこともあります。その場合でも、感謝の気持ちまで省くのではなく、電話や対面、手紙などでお礼を伝えると丁寧です。判断に迷う場合は、ご親族や葬儀社に確認すると安心でしょう。

香典返しが不要になる場合について知りたい方は、「香典返しが不要なケース」の記事をご覧ください。

8.お香典へのお礼に関するQ&A


A.お香典のお礼は一般的に3分の1〜半分程度(半返し)が目安ですが、高額な場合は必ずしも半返しにこだわらず、3分の1程度を目安にするなど、相手との関係性や金額を考慮して対応を調整することがあります。

特にご親族や特別に親しい方から高額なお香典をいただいた場合は、無理に金額にこだわらず、後日改めてお礼を伝えるなど丁寧に対応するとよいでしょう。


A.現金や商品券を贈ることは、一般的にはあまり推奨されていません。

弔事では「後に残らないもの」を選ぶのが基本とされており、お茶やお菓子、日用品などの消えものがよく選ばれます。ただし、地域やご家庭の慣習によって考え方が異なる場合もあるため、迷ったときは周囲や葬儀社に確認するとよいでしょう。


A.親しい間柄であれば、LINEで取り急ぎお礼を伝えても失礼にあたらないケースがあります。

ただし、LINEはあくまで略式の連絡手段です。正式なお礼が必要な相手には、後日あらためて香典返しやお礼状で感謝を伝えましょう。

9.お香典へのお礼はマナーを守って感謝を表しましょう

供花の相場・費用は?

今回は、お香典へのお礼について解説しました。お香典のやりとりは葬儀という特別な状況で行われますが、故人様との生前のお付き合いに対して感謝の意を示し、今後も良い関係を築くためにも、丁寧なやりとりを心がけましょう。

お互いに気持ちよく故人様を送り出せるよう、日本で伝統的に大切にされてきたマナーを尊重し、これからも引き継いでいきたいものです。

花葬儀では、お香典に対するお礼も含め、葬儀に関する各種のご相談を事前相談で承っております。ご状況に合わせて丁寧にサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。

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