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供養の基礎知識

遺骨を自宅で保管するには?注意すべき点と6つの保管方法を紹介

遺骨を自宅で保管するには?注意すべき点と6つの保管方法を紹介

近年、ご遺骨を自宅で保管し、供養する形が注目を集めています。お墓に埋葬しない供養とは、具体的にどのようなものなのでしょうか。 今回は「自宅でご遺骨を保管するには?」をテーマとしたコラムをお届けします。このコラムを読むことで、「ご遺骨の自宅保管は問題ない?」「メリット・デメリットは?」「具体的な保管方法は?」などが網羅的に理解できるようになるでしょう。 現在ご遺骨の供養方法でお悩みの方、お墓に埋葬する以外の供養について知りたい方はぜひ最後までお読みください。 【もくじ】 1.遺骨の自宅保管は法律違反?知っておきたい基本ルール 2.遺骨の自宅保管が注目される背景 3.遺骨を自宅で保管するメリット・デメリット 4.遺骨の自宅保管をスムーズに進める秘訣 5.遺骨を自宅で保管する6つの方法 6.遺骨を自宅で大切に保管するための注意点 7.自宅保管のその後は?さまざまな供養の選択肢 8.遺骨の自宅保管に関するQ&A 9.遺骨の自宅保管はご家族との対話と同意が大事 1.遺骨の自宅保管は法律違反?知っておきたい基本ルール 結論からお伝えすると、ご遺骨を自宅で「保管」することは、法律違反にはあたりません。 ご遺骨を埋葬する場所については、「墓地、埋葬等に関する法律」によって以下のように定められています。 第四条 埋葬又は焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域に、これを行つてはならない。 (引用:墓地、埋葬等に関する法律 https://laws.e-gov.go.jp/law/323AC0000000048) 自宅や私有地、山林などは、法律で定められた「墓地」ではないため、ご遺骨を埋葬することはできません。違反した場合、罰則が科せられる可能性があります。 しかし、この法律はご遺骨を埋葬せずに自宅で「保管」することを禁止しているわけではありません。したがって、庭などに埋葬しない限り、自宅での保管や供養は自由に行うことができます。このような供養方法は「手元供養」と呼ばれ、近年注目されています。 2.遺骨の自宅保管が注目される背景 ご遺骨をお墓に埋葬するのではなく、自宅で保管することが注目されているのはなぜでしょうか。 こちらでは、その背景をご紹介します。 お墓の維持管理・承継が困難 遺骨の自宅保管が増えている背景の一つとして、まず挙げられるのが、従来のお墓の維持管理や承継が難しくなっている現状です。 かつては、先祖代々のお墓にご遺骨を埋葬することが主流でした。お墓を継いだ人は、定期的な清掃や墓地管理者への管理費の支払い、古くなったお墓の修繕など、お墓の維持・管理を担ってきました。 しかし近年では少子高齢化や核家族化の進行により、承継者が減少しているため、こうしたお墓の維持・管理が困難な状況になりつつあるのが現状です。 ライフスタイルや住環境の変化 ライフスタイルや住環境が変わりつつあることも、供養のかたちが変化している要因です。転勤や移住が珍しくなくなった近代では、お墓との物理的な距離は避けられない問題となりました。また、大きな仏壇を置く「仏間」がないスタイルが主流となる中、故人様に対し手を合わせる場所を身近に求める気持ちが高まっていることも考えられます。 供養に対する価値観の多様化 近年はお墓や供養の方法、宗教観などに対する価値観が多様化し、「故人様を身近に感じたい」「自分たちらしい形で行いたい」といった個人の想いが尊重される傾向が強まっています。また、自分の死後について考えた時に「家族にお墓の管理で負担をかけさせたくない」と考える方が増えているのも、背景のひとつとして考えられるでしょう。 3.遺骨を自宅で保管するメリット・デメリット ご遺骨を自宅で供養することのメリットやデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。 こちらで詳しく解説します。 メリット 自宅でご遺骨を保管することのメリットは、以下の通りです。 日常的に故人様をしのぶことができる 故人様をいつも身近に感じながら、日常的に供養することができる点が、ご遺骨を自宅で保管する最大のメリットです。お墓が遠方にあると、年に数回しか故人様と会えないという方も少なくありません。しかし自宅にご遺骨があれば、日々の暮らしの中で手を合わせたり語りかけたりと、日常の中で故人様をしのぶことができるようになります。 身体的な負担を軽減できる お墓の場所が自宅から遠く離れていると、墓参りをするために時間をかけて移動しなくてはなりません。また、墓参りの日が雨や雪といった場合、屋外での供養は大きな負担になるでしょう。 自宅にご遺骨を保管すれば、天候やスケジュールを気にせずいつでも好きな時に供養が行えます。このように、お墓参りに係る身体的な負担が無いのもメリットです。 お墓の維持管理の負担を軽減できる お墓に埋葬して供養するためには、主に以下の費用や役割が必要となります。 ・お墓を建てる費用 ・墓地管理者に支払う管理費 ・修繕費(必要に応じて) ・定期的な掃除や草むしり など ご遺骨を自宅で保管する場合、これらの金銭的・時間的な負担は発生しません。ただし、ご遺骨の一部を手元に残し、残りを散骨や別の場所へ埋葬する場合、納骨先で別途費用が発生する可能性があります。 デメリット 自宅でご遺骨を保管する行為はメリットだけではありません。デメリットも含めて把握することで、最適な決定が下しやすくなります。 自宅にご遺骨を保管することのデメリットは、以下の通りです。 遺骨の手入れ・管理の責任がある 自宅に保管したご遺骨は、全て自己管理となります。湿度の高い日本では、自宅内に保管したご遺骨からカビが生えることがあるため、定期的な手入れが必要です。また、落下などによる破損や、火事や地震といった災害による紛失のリスクにも備えなくてはなりません。 […]

針供養とは?意味、やり方は?神社・寺院の行事や自宅でできる供養の方法も!

針供養とは?意味、やり方は?神社・寺院の行事や自宅でできる供養の方法も!

「針供養(はりくよう」)という言葉を聞いた事があるでしょうか。昔から日本には、人や動物の供養だけでなく物に対しても供養する文化がありますが、針供養もそのひとつです。 現代では、積極的に裁縫をする人は減ってきましたが、ズボン丈の裾上げや、取れかかったボタンの付け替えなど、日常生活を送るうえで裁縫は欠かせないものともいえます。 今回は、この裁縫で使われた古針を供養するための行事「針供養」の意味、寺社(神社・寺院)や自宅で行う供養の方法や注意点、針以外の物の供養などについてご紹介します。 【もくじ】 1.針供養とは 2.針供養の方法1/神社・寺院に納める 3.針供養の方法2/自分で自宅にて行う 4.針供養の方法3/裁縫道具店に依頼する 5.針供養の方法4/裁縫などを学ぶ専門学校などの行事に参加する 6.針供養を行う有名な神社 7.針供養を行う際に注意することは? 8.針供養はやったほうがいいの? 9.針供養以外の「物」の供養には何があるの? 10.針供養に関するQ&A 11.針供養などの伝統行事を通じて「物への感謝の思い」を考えよう 1.針供養とは 針供養とは、裁縫で使用する針が、折れたり、錆びたりして使えなくなったものを供養する行事のことをいいます。神社や寺院を中心とし、全国で行われている針供養の目的や実施日、由来についてご紹介します。 針供養の目的は? 針供養の目的は、針仕事に携わる人を中心に、日頃、仕事を支える道具である針に感謝して、裁縫の上達と針仕事の無事を祈ることです。 いつもは固い生地にも刺さる針ですが、針供養の時には柔らかい豆腐(こんにゃくや塩を使用することもあり)に刺すことで針を労い、また人も手や指を休めます。 針供養はいつ行うものなの? ここでは、針供養を行う日はいつなのか、地域の違いや、どのような考え方で決まるのか、についてご紹介します。 針供養を行う日はいつ?地域で違うの? 針供養は毎年、2月8日もしくは、12月8日に行われますが、この両日のことを古くから「事八日(ことようか)」と呼んでいます。 また、東日本は2月8日、西日本は12月8日に針供養を行うケースが多いようですが、中には逆の日に行われるケースもあります。寺社によって方針が異なり、両日行うところもあるようです。 事八日(ことようか)とは? 12月8日と2月8日を事八日といいますが、これらの2つの日のうちどちらかの日を「事始め(ことはじめ)」、もう一方の日を「事納め(ことおさめ)」とし一年間の区切りをつけ、お世話になった道具に感謝するという風習があります。針供養もこの風習の一つです。 また、「事」とは祭りを意味しており、「コトノカミ」という神様を祀るお祭りを表しています。コトノカミを「年神様」と捉えるか、「田の神様」と捉えるかにより、以下のように事始めと事納めの日取りが異なります。 ・年神様 毎年元旦に家々に新年の幸福をもたらすために、高い山から降りてくる神様。新年の正月行事の準備を始める日が12月8日で事始め、正月行事の全てと片付けまでを済ませる日が2月8日で事納め、と考える。 ・田の神様 田植えの準備を始める日が2月8日で事始め、農作業期間を終える日が12月8日で事納め、と考える。 なお、地域によっても捉え方は異なり、日にちが逆となるケースがあります。 針供養の由来は? 針供養の由来は諸説ありますが、9世紀頃に中国から日本に伝わった風習であるといわれています。9世紀、日本の平安時代に、当時の清和天皇によって、京都西京区の法輪寺に針を納める堂が健立されたことが、日本での針供養の起源であるとされています。 古くから針仕事は女性の貴重な仕事であり、針は大切な道具とされてきました。その仕事を支え、役目を果たした針に感謝の気持ちをもって供養するようになったのです。 現在は、裁縫を人々に伝えたといわれる少彦名命(すくなひこなのみこと/淡島神)が祀られている淡嶋神社、淡島神を祀る淡島(粟島)堂がある神社・寺院をはじめとする各地の寺社などで、針供養が行われています。 2.針供養の方法1/神社・寺院に納める 針供養の方法は、いくつかあります。ここでは針供養の方法の一つ、「神社・寺院に納める」場合についてご紹介します。 神社・寺院に針を持って行く 針供養を行なっている神社・寺院では、畳業者や裁縫関係の会社など「裁縫の針を専門に扱う人」以外に、一般の方も自由に参拝し針の供養をしてもらうことができます。 供養の方法は、神社・寺院によって異なりますが、一般的には神社の神主、または寺院の僧侶による法要が行われ、その後、本殿前に用意された豆腐、またはこんにゃくに針をさして供養をします。 当日は、供養をしてもらう針を持参しますが、神社、または寺院ごとに針に刺す本数が決められていることがあるため、事前に確認しておくとよいでしょう。また、豆腐には刺さずに所定の場所に納める方法がとられることもあるので、供養のやり方はその神社・寺院の方針に従います。 本殿で祈祷を受ける 神社や寺院に用意された豆腐、またはこんにゃくに針を刺して自由に参拝する方法の他に、初穂料を納めて、神社や寺院の本殿で祈祷を受ける方法があります。個別に祈祷することで、より丁重な供養になることでしょう。 なお、針供養の開催日以外でも、個別に祈祷してもらえることもあります。 郵送で受け付けてもらえるところもある 寺社によっては、針供養の日程にあわせて古針を郵送することで、供養してもらえることがあります。 初穂料の送金が必要となることや、針供養の日程(2月8日なのか、12月8日なのか)により、郵送期限が決まっていることもあるため、必ず事前に正確な情報を調べてから郵送することをおすすめします。 3.針供養の方法2/自分で自宅にて行う 針供養の方法は、「神社・寺院に納める」方法だけでなく、自宅で行うことも可能です。詳細についてご紹介しましょう。 「事八日」に行う 自宅で針供養を行う場合も、「事八日」の事始めとする12月8日もしくは、2月8日に行いましょう。 必要なものはこんにゃくと豆腐? 自宅で針供養を行う場合にも豆腐、またはこんにゃくを用意しましょう。豆腐やこんにゃくに針を刺すという行為には、「それまで何度となく硬い生地に糸を通して裁縫に使われてきた針を、最後は柔らかい場所で休ませてあげたい」という針を労わる気持ちが込められています。 […]

2024年版「新盆(にいぼん)」って何?いつから?お盆とどう違うの?

2024年版「新盆(にいぼん)」って何?いつから?お盆とどう違うの?

「お正月」とともに日本の年中行事のなかでも有名な「お盆」。正式な名前は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」で、倒懸(とうけん)を意味するインドのサンスクリッド語「Ullambana(うらんばな)」に由来すると言われています。故人様が一年に一度、家族のもとに帰ってくる日として、先祖の霊をお迎えして供養する大切な行事です。とくに四十九日が終わってから初めて迎えるお盆は「新盆(にいぼん)」または「初盆(はつぼん)」と呼ばれ、普段迎えるお盆以上にきちんとした法要を上げられる家族が多くなっています。今回は2024年現在の「新盆(にいぼん)」に関する知識や時期、事前準備や当日執り行う内容について、ご説明します。 【もくじ】 1.新盆(にいぼん)の呼び方 2.新盆の時期 3.新盆の準備 4.新盆の費用 5.参列するときのお香典、マナー、服装 6.新盆に関するQ&A 7.新盆は早めに念入りな準備を! 新盆(にいぼん)の呼び方 一般的な読み方は「新盆:にいぼん、あらぼん、しんぼん」「初盆:はつぼん」ですが、中部地方では「あらぼん」、東海道筋では「しょぼん、おしょぼん」と呼ばれるなど、地域によって多少の差があります。西日本では「はつぼん」を用いるところが多く、奄美大島では、「新考祖:あらほーす、あらこーす」という少し特殊な呼び方をするところもあります。 新盆の時期 先にお話ししたとおり、仏教ではいわゆる「忌明け」と呼ばれる四十九日法要が終わった後に、初めて迎えるお盆が新盆です。なお、神道の場合は「50日祭」と呼ばれる、亡くなってから50日後に行われる儀礼の後に初めて迎えるお盆が新盆となります。 新暦、月遅れ、旧暦など、地域によってお盆の考え方はさまざまです。全国的には新暦の8月15日を中心とした前後の期間で行われていますが、主に東京都や南関東など、一部地域では旧暦の7月15日を中心として13日~15日(または16日)を「お盆」としているところもあります。 ●2024年に亡くなられた方の新盆の時期早見表 < 仏式の場合(四十九日) > 7月のお盆(旧暦) 2024年5月25日以前に亡くなられた場合 ※四十九日(忌明け日)を7/12までに迎えた場合 2024年7月13日~16日 2024年5月26日以降に亡くなられた場合 2025年7月13日~16日 8月のお盆(新暦) 2024年6月25日以前に亡くなられた場合 ※四十九日(忌明け日)を8/12までに迎えた場合 2024年8月13日~16日 2024年6月26日以降に亡くなられた場合 2025年8月13日~16日 ※忌明けとは「忌服(故人様のご冥福を祈ってご遺族が喪に服すこと)」の期間を終えることで、  仏教では四十九日を忌明けとしています。 ※四十九日は、ご逝去日を含めて49日目にあたる日のことです(「命日+48日」)。 < 神式の場合(五十日) > 7月のお盆(旧暦) 2024年5月24日以前に亡くなられた場合 2024年7月13日~16日 2024年5月25日以降に亡くなられた場合 2025年7月13日~16日 8月のお盆(新暦) 2024年6月24日以前に亡くなられた場合 2024年8月13日~16日 2024年6月25日以降に亡くなられた場合 2025年8月13日~16日 ※神式においては、五十日(ご逝去日を含めて50日目)が仏教の四十九日にあたります。 新盆は故人様が仏様になったあと、初めてこの世(家)に帰ってくる時期です。そのため、死者の霊を慰めるために、その期間は長く設けられ、ていねいにまつられるのが一般的です。新仏のある家では盆月(お盆が設定されている月)の1日や7日に高灯籠と呼ばれる背の高い灯籠を庭先に立て、これを20日過ぎ、あるいは月末まで立てておきます。なお、なかには「最初の3年間は新盆として扱う」とする地域もありますが、その場合は毎年、この高灯籠を立てることになります。 新盆の準備 新盆を迎えるご家庭では、故人様の霊が初めて戻ってくることを迎えられるようしつらいを行います。そして親戚や近隣をお招きし、菩提寺(ご家庭とお付き合いのあるお寺)の僧侶に棚経(たなぎょう)をお願いします。 家のしつらい【屋外】 お盆の風習となっている「迎え火」や「送り火」は、ご先祖様の霊が道に迷わないようにするために行うものです。一般には玄関先や門口で行いますが、墓前で行う地域もあります。 「迎え火」は帰ってくるご先祖様の目印となり、「送り火」はご先祖様の霊があの世へ戻っていくのを見送ることが目的です。 < 2024年度版 迎え火と送り火を行う日にち […]

神棚封じとは?意味や期間、手順をわかりやすく解説

神棚封じとは?意味や期間、手順をわかりやすく解説

「神棚封じ」とは読んで字のごとく、神棚を封印することです。神道を信仰しているかどうかにかかわらず、ご自宅に神棚のある方は多いものですが、「どのようなときに、どのような手順で神棚を封印するのか」を詳しく知っている方は多くありません。 今回は、神棚封じの意味や期間、手順について、詳しく解説します。神棚封じを誤って解いてしまった場合の対処方法など、関連する疑問についてもお答えしますので、ぜひご覧ください。 【もくじ】 1.神棚封じとは? 2.神棚封じをする意味は? 3.神棚封じは誰が行う? 4.神棚封じの期間は?いつ封じて、いつ解くのか 5.神棚封じの手順は? 6.神棚封じの解き方は? 7.神棚封じの3つの注意点 8.神棚封じを間違って解いてしまったときの対応方法 9.神棚封じに関するQ&A 10.神棚封じは作法・慣習やご遺族の意向に配慮して行いましょう 1.神棚封じとは? 神棚封じとは、神棚を祀(まつ)っている家において人が亡くなったときに行う、神道の儀式のひとつです。神棚封じでは神棚の扉を閉じ、白い半紙を貼るなどして神棚を覆います。このような儀式が、なぜ必要なのでしょうか。 神棚封じの意味について、次の項で詳しくご説明します。 2.神棚封じをする意味は? ここからは、神棚封じにはどのような意味があるのか、神道の考え方と共に解説します。 神棚封じにはどんな意味がある? 神棚封じを行う目的は、神棚に祀られている神様を守るためです。 神棚は神聖な場所であり、一般的に天照大御神(あまてらすおおみかみ)、地域や住民を守る氏神様、個人的に信仰する神様のお札を祀ります。これらの神様を大切にすることで神様から神気(しんき)をいただき、子孫を守り続ける力になると信じられています。 神道の教えによれば、「死」は「穢(けが)れ」とされているため、ご家族に不幸があった際は、神棚封じによって神様に穢れが移らないようにするのです。 「穢れ」とは「活力・気力が失われた状態」のこと 神道における「穢れ」とは、「汚れている」という意味ではありません。 「穢れ」は本来、「気枯れ(けがれ)」と表し、神様からいただいた活力や気力が失われ、生命エネルギーが低下している状態のことです。「死」だけでなく、出産や出血・病気なども穢れとされます。 大切な方を失い気が枯れている人を神様に近づけ、神様が同じような状態にならないようにするため、神道では古来より、「家族を亡くした人は神様との距離を一定期間おかなければならない」と説いています。 神棚封じも、そうした気枯れ(穢れ)から神様を守るために行う儀式のひとつです。 3.神棚封じは誰が行う? 神棚封じは、忌中(きちゅう)ではない第三者が行うのが基本です。知り合いにお願いすることが難しいようならば葬儀社に依頼することもできます。 「神棚封じの意味は?」で解説したように、神道では、忌中の間は死による穢れを神様に移さないようにします。そのため、死の穢れがある状態と考えられている喪主様やご親族が神棚封じを行うことは、基本的には避けた方がよいとされます。 しかし近年では、昔に比べ葬儀が簡略化され、それに伴い葬儀に関する作法の意識も薄れてきました。忌中ではない第三者に依頼することができず、また、周りに反対する意見がない場合、神棚封じをご遺族・ご親族が行うことも可能です。 4.神棚封じの期間は?いつ封じて、いつ解くのか 神棚封じには、封じるタイミングと解くタイミングがそれぞれあります。大切な儀式ですので、タイミングを間違えないように気をつけたいものです。 ここでは、神棚封じを行うタイミングや期間について解説します。 神棚封じはいつ行えばよい? 神棚封じは、従来の習わしにおいては、神棚のある家に住む人が亡くなったらすぐに行います。地域によって異なりますが、正式な神式葬儀では、ご家族が亡くなったら速やかに神棚に奉告(神仏・貴人に知らせること)し、神棚封じを行います。 しかし実際には、「まずは故人様を病院から自宅に連れて帰りたい」「葬儀の手続きで手が空かない」などのさまざまな事情により、神棚封じがすぐに行えないこともあるでしょう。 そのような場合は、故人様を適切に安置し、枕飾りなどの準備を終えた後に神棚封じを行うのが一般的です。 ※神式の葬儀の流れや特徴については、こちらが参考になります。 神式とは?神式の葬儀の特徴や基本的な流れ https://www.hana-sougi.com/blog/shinsosai/ 神棚封じの期間は?いつ解けばよい? 神棚封じの期間は忌中と同じで、忌明けに神棚封じを解きます。 神道では、命日から50日目が目安とされており、五十日祭を終えると忌明けを迎えるため、神道に倣う場合はそのタイミングで半紙を取ります。仏教を信仰しているご家庭では、忌明けである49日に神棚封じを解くことが多いといえます。 故人様がひとりで住んでいたなどの理由で、忌明けちょうどの日に神棚封じを解くことが難しい場合は、忌明けを過ぎてから神棚封じを解いても問題はありません。 しかし、地域によって異なることもあり、また亡くなった方との関係性によっては、30日間を忌中としているところもあります。 ご不安な方は、お住まいの地域の氏神神社(氏神様をお祀りする神社)に確認することをおすすめします。 5.神棚封じの手順は? 神棚封じは難しいものではありませんが、神聖な場所だということを意識して、正しい手順で行いましょう。 ここからは、神棚封じに必要なものと手順を解説します。 神棚封じで準備するものは? 神棚封じにおいて必要なものは、以下のとおりです。 ・白い半紙 ・セロハンテープ 半紙がすぐ手に入らない場合は、コピー用紙など他の白い紙を使います。 […]

ペットロスの症状と克服する方法とは?供養する意味や方法もご紹介

ペットロスの症状と克服する方法とは?供養する意味や方法もご紹介

高齢化や核家族化などの影響やコロナ禍で在宅時間が増えたことなどもあって、癒しを求めてペットを飼い始める人が増えています。しかしながら、人間の家族同様に愛情を注いでいたペットが亡くなってしまったとき、その別れを受け入れられず、ペットロスの症状に襲われる人も少なくありません。 今回は、そのペットロスに焦点を当て、ペットロスを克服する方法や、ペットの供養方法などについてもご紹介します。 【もくじ】 1.ペットロスとは? 2.ペットロス症候群の症状とは? 3.ペットロスを重症化させる原因は? 4.ペットロスを克服するための3つの方法 5.ペットを供養することの大切さ 6.ペットロスの人のために周りができること 7.新しいペットを迎える方法も 8.ペットの葬儀が、飼い主の心の整理をする時間にもなります 1.ペットロスとは? 長年連れ添ったペットを失った悲しみは、覚悟していた以上に辛いものかもしれません。 ここでは、ペットロスとはどのようなものなのかについてご説明します。 ペットロスとは? 現代では、犬や猫をはじめとして、ウサギ、ハムスター、鳥、魚、爬虫類など、さまざまな種類の生き物に愛情を注いでいるケースを目にします。 ペットは、飼い主の心情次第で、子供にも、友人にも、または心の拠りどころにもなり、飼い主の心を癒してくれる存在だといえます。このように、時には家族以上の存在にもなるペットを失ったときの衝撃や喪失感は、飼い主にとって計り知れないほどに大きいものです。ペットを失った体験自体や、深い悲しみにより引き起こされる心や身体の不調を「ペットロス」といい、医学的には「ペットロス症候群」と呼びます。 ペットとの別れで生じるグリーフ(悲嘆)とは? ペットとの別れを経験すると、ペットと一緒に過ごした思い出とあわせて、死なせてしまった罪悪感や後悔、恨みなど説明し難い複雑な気持ちさえ抱えてしまうものです。それでも、自身は変わらず日常生活を送らなければならないため、悲しみと現実に対応しようとする思いが交錯して、精神的に不安定になってしまう場合があります。この状態を、ペットとの別れで生じる「グリーフ(悲嘆・深い悲しみ)」と呼び、ペットに深い愛情を注いできた人ほど、陥りやすいと考えられています。 人間とくらべて、一般的にペットの寿命は短く、最期までお世話をし、看取るところまで担うのが飼い主としての責任です。しかし、それまで長い年月、生活をともにし、時に家族以上の存在であったペットとの別れは、飼い主にとって辛く悲しいもので、これが引き金となり心身に不調が生じてしまうこともあるのです。 2.ペットロス症候群の症状とは? ペットロス症候群は、精神的な苦痛を発端として身体に現れる症状のため、人により症状も様々です。一般的には次のような症状が見られます。 * 不眠(眠りが浅い) * 感情が不安定(気分が落ち込みやすい) * 食欲不振 * 摂食障害(拒食・過食) * 息苦しさ * 疲労感 * 頭痛・腹痛・めまい * 孤独感、不安感、虚無感が強い * やる気が起きない(興味がわかない) * 亡くなったペットがいる気がする * 他人のペットを見るのが辛い * ペットのことを考えては涙が止まらない 3.ペットロスを重症化させる原因は? 大切にしてきたペットを失ったことによるペットロスは、誰にでも起こりうることです。ペットロスは、時間を経れば、和らぎ、克服されていきますが、重症化してしまうと回復に時間を要します。 ここでは、重症化してしまう原因について、ご紹介します。ペットを飼えば、いつの日か、お別れする日が来るかもしれません。そのときに、ペットロスを重症化させないための予防策としても知っておくとよいでしょう。 罪悪感を抱えてしまう ペットを失うと、飼い主が「もっとこうしてあげればよかった」と罪悪感を抱えてしまうケースがあります。ペットの症状に気がついたタイミングや、連れて行った病院の選定、治療の方針まで振り返って亡くなった原因を探り、自分の行動を責めてしまうのです。 生前、できる限りのケアをしていたとしても、ペットを失うと“たられば”の思考になりやすく、ペットロスを重症化させる原因になります。 心が現実に追いついていかない ペットは自分の不調を伝えられませんから、病気の発見が遅れてしまうことがあります。不慮の事故で急死してしまう場合もあるでしょう。そのようなとき、飼い主にはペットを失う心の準備ができていないため、「心が現実に追いつかない」という状態が生じます。たとえ「いつかは」と別れを頭で想像していたとしても、実際に起こったときには、なかなか心では受け止められないものです。 また、仕事や人間関係、日常生活で辛いことがあった時期と、ペットの死が重なった場合に、重症化しやすい傾向にあります。ペットを失ってしまったことによる反動が出やすくなってしまうのです。 […]

お仏壇の向き(方角)に決まりはあるの?置き場所で注意したいポイントは?

お仏壇の向き(方角)に決まりはあるの?置き場所で注意したいポイントは?

お仏壇を自宅に置く際に、向き(方角)と置き場所に悩まれる方が増えています。 住環境が変化した現代において、仏間(仏壇を置く専用の部屋)を設けることが難しくなっていることが主な原因といえますが、「宗教ごとに決まりはないの?」「縁起を気にした方がよいの?」などの疑問から、置く向きや場所に悩んでしまうこともあるようです。 そこで今回は、お仏壇を置く向きや、置き場所で注意したいポイントをご紹介します。 宗派別、家相、風水の観点からも詳しく解説しますので、ぜひ参考になさってください。 【もくじ】 1.お仏壇の向きで一般的に最適といわれる方角は? 2.各宗派が推奨するお仏壇の向きは? 3.家相や風水から見た「おすすめの方角や場所」は? 4.家相や風水から見た「避けたほうがよい方角と場所」は? 5.お仏壇の置き場所で注意すべき点は? 6.お仏壇を置くおすすめの部屋は? 7.お仏壇を置く場所に関するQ&A 8.お仏壇は向きに注意し、皆が集まりやすい場所に置きましょう 1.お仏壇の向きで一般的に最適といわれる方角は? 日本では古来より、吉兆を願う手段のひとつとして縁起がよいとされる方角を取り入れてきましたが、お仏壇を置く際にも向きを気にされることが多いようです。 そこで、ここでは、お仏壇を置く際に、一般的に最適といわれる向き(方角)について解説します。 お仏壇の向きに決まりはない お仏壇を置く際の向き(方角)に、絶対的な決まりはありません。仏教には十方浄土(じっぽうじょうど)と呼ばれる「あらゆる方角には無数の神様が存在している」という考え方があるからです。「十方」とは、四方(東西南北)と四隅(東南、西南、東北、西北)と上下を指します。 また、四季を方角に当てはめた「春夏秋冬説(しゅんかしゅうとうせつ)」においても、春夏秋冬はそれぞれ平等に恵みをもたらしてくれることから、どの方角も大切であり差異はないとしています。 十方浄土だけでなく春夏秋冬説からも、お仏壇を置く向きを自由に決めてよいと考えることができます。 方角に関する一般的な3つの考え方 お仏壇を置く向きに絶対的なものはありませんが、一般的によいとされる方角の考え方が3つあります。 南面北座説 南面北座説(なんめんほくざせつ)は、お仏壇の正面を南向き、背面を北向きに置く考え方です。座って手を合わせる人の顔が北、背が南を向くようにお仏壇を配置します。 中国の皇帝は南を向いて座り家来は北を向いて座るという、古代中国の慣習に由来しています。 南向きに配置することによって直射日光が当たらず、お仏壇が傷みにくくなるというメリットもあります。 西方浄土説 西方浄土説(さいほうじょうどせつ)では、お仏壇の背が西にくるように東向きにお仏壇を置きます。極楽浄土があるとされる西を向いて、手を合わせられるようにする配置です。 このお仏壇の配置は、日が昇る東が「立身出世」の方角であり、東向きに主人が座ることがよいとされる古代インドの習慣からきているともいわれています。 本山中心説 本山中心説(ほんざんちゅうしんせつ)は、お仏壇に向かって手を合わせた先が、宗派の本山になるようにお仏壇を置く考え方です。 本山中心説に従ってお仏壇を置く場合は、宗派とお住まいの場所によって向きが異なります。 2.各宗派が推奨するお仏壇の向きは? お仏壇の向きは基本的に自由ですが、仏教においては宗派ごとに推奨している向きがあります。 真言宗 真言宗は複数の宗派に分かれており、宗派ごとに総本山や大本山があります。お仏壇の向きは本山中心説を推奨しており、自分の宗派の総本山が、お仏壇の前で拝む延長線上にくるようにお仏壇を置くのが一般的です。そのため、住んでいる場所によってお仏壇を置く向きが変わってくるので注意しましょう。 また、真言宗最大の総本山である「和歌山県の高野山金剛峯寺」に向かって仏壇を置くケースなどもあるため、詳細は菩提寺に確認することをおすすめします。 曹洞宗・臨済宗 曹洞宗や臨済宗では、お仏壇の正面が南向きになるように置くことを推奨しています。 信仰の対象としているお釈迦様が、説法をするときに南を向いていたことからきている考え方です。 浄土真宗・浄土宗・天台宗 浄土真宗、浄土宗、天台宗では、正面が東向きになるようお仏壇を置くことを推奨しています。 3つの宗派では阿弥陀如来を祀っており、この阿弥陀如来は西の方角にいるとされています。お仏壇を東向きに置くことで、阿弥陀如来のいる西の方角に手を合わせることができます。 日蓮宗 日蓮宗では、特に推奨している方角はありません。どの向きでも、自由にお仏壇を置いてよいとされています。 無宗教 無宗教の場合は、お仏壇の向きに決まりはありません。先にご紹介した「十方浄土」や「春夏秋冬説」を参考に、ご自身の都合で自由に決めてよいでしょう。 3.家相や風水から見た「おすすめの方角や場所」は? 家相や風水の視点からお仏壇を置く向きや場所を考えることもあります。ここでは、家相や風水から見たおすすめのお仏壇を置く方角や場所について解説します。 家相から見たおすすめの方角と場所 家相とは、土地や家の間取り・方位などから吉凶を判断する環境学の一種で、住人の運勢がわかるとされています。 この家相の視点から見たお仏壇を置く方角のおすすめは、南向き、東向き、東南向きです。家の間取り図を用意し、家の四隅の対角線が交わったところに方位盤を置いてみると方角がわかります。 また、家相では、お仏壇は明るい雰囲気のところ、家族が集まるにぎやかなところに置くとよいとされています。 風水から見たおすすめの方角と場所 風水は中国から伝来したもので、住居、建物などの位置や地理、地勢などから吉凶を判断する環境学の一種です。 […]

手元供養とは?方法や供養品の種類、相場をご紹介!

手元供養とは?方法や供養品の種類、相場をご紹介!

「大切な人のそばにいたい」 そのような気持ちを叶える方法のひとつに、身近に遺骨を置いて管理する「手元供養」があります。故人様をどのように供養するのかはご家族内でも慎重に検討しなければいけないため、なかなか決まらないこともあるでしょう。 そこで、今回は手元供養について詳しくご紹介します。方法や種類、費用などをご確認いただき、選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。 【もくじ】 1.手元供養とは? 2.手元供養の方法は?宗教によって異なるの? 3.手元供養のメリット 4.手元供養に必要な手続きや手順 5.手元供養品の種類と相場 6.手元供養の注意点 7.残りの遺骨を納骨する際の供養方法 8.手元供養を管理できなくなった場合の対処方法 9.新しい供養の形「手元供養」で納得のいく選択を! 1.手元供養とは? 遺骨の全て、もしくは一部を身近に置くことを「手元供養」といいます。「自宅供養」という言葉もありますが、「手元供養」と意味は同じです。 お墓や納骨堂ではなく自宅で管理することによって、大切な人をいつでも身近に感じることができ、また、遺骨の一部をアクセサリーに収めて身に着けることにより、いつでもどこでも共に過ごすことができます。 「墓地、埋葬等に関する法律」によると、遺骨を好きな場所に埋葬することは禁じられていますが、埋葬せずに保管しておくことは問題無いとされています。 また、遺骨の一部を手元供養し、残りの遺骨をお墓などに納骨して分けて供養することを「分骨」といいます。これも法律上の問題はありません。 ちなみに、仏教の教えでは、死後49日を過ぎた後、魂は仏様の元へと行くといわれているため、魂が去ってしまった遺骨を別々に分けても、故人様が成仏できないということはないと考えられています。 2.手元供養の方法は?宗教によって異なるの? 手元供養の方法は大きく2種類に分けられます。宗教別に違うのかという点も併せて、こちらでご紹介します。 遺骨を自宅で保管する方法(全骨安置) 遺骨を全て自宅で保管する方法を全骨安置といいます。火葬後に収骨する時に使われる骨壺ではなく、それよりも小さい骨壺を用意して、中に遺骨や遺灰を収めて自宅に保管します。 デザインも多岐に渡り、自宅の雰囲気や故人様の好みに合わせて選ぶことができます。 一部のみ自宅で保管する方法(分骨安置) 遺骨の一部を自宅で保管し、残りの遺骨を墓地や納骨堂などに納骨する方法を、分骨安置といいます。手元供養では分骨安置が一般的です。どのくらいの量の遺骨を手元に保管するのかにもよりますが、ごく少量であればアクセサリーなどに収骨することも可能です。 また、お墓などに納骨した後で手元供養をする場合は、お墓から遺骨を取り出す作業が必要です。納骨前であれば、火葬直後の遺骨を骨壺に入れる際、もしくはお墓に遺骨を納める前までに、ご自身で取り分けるとよいでしょう。 宗教による手元供養の違いは? 手元供養は、宗教によってその方法に違いが生まれるものではありません。お墓への納骨の際は宗教ごとに儀式や進行などに違いがありますが、手元供養には決まりが無いのです。 とても自由な供養方法ですから、住環境や信仰の多様性が広まりつつある現代に適した供養のひとつといえるでしょう。 3.手元供養のメリット 手元供養を選ぶメリットには、以下のものがあります。 故人様をいつも身近に感じられる 大切な方との別れは誰にとってもつらく、悲しいものです。お墓に納骨してしまうと永遠に会えなくなってしまうような不安を感じたり、暗いところに閉じ込めてしまうようで気が進まなかったりする方もいるでしょう。 しかし、手元供養であれば、住み慣れた自宅に保管することが可能です。いつでも故人様を身近に感じることができるのが、手元供養の最大のメリットといえるでしょう。 悲しみを和らげることができる 故人様の存在を身近に感じられることで、深い悲しみを和らげることができるでしょう。また、アクセサリーに入れて常に持ち歩くことで、近くで見守ってくれているかのような安心感を得ることもできます。 納骨の費用を抑えることができる お墓に納骨する場合には、お墓の建立費用が必要です。お墓を持っている場合でも納骨費用として最低10万円はかかるため、お墓を持たない手元供養(全骨安置)の方が費用を安く抑えることができます。 いつでも供養ができる 自宅内で手を合わせることができるので、日程を決め、遠出をしてお墓参りをする必要がありません。時間や距離を気にせず供養ができるというのも手元供養のメリットです。 保管スペースに困らない 手元供養のための用品はコンパクトなものが多いため、自宅であっても保管スペースに困りません。移動もスムーズに行えるため、引っ越しの際にも負担になりづらいでしょう。 4.手元供養に必要な手続きや手順 手元供養では、故人様の遺骨の一部を管理する「分骨安置」が一般的です。また、分骨を行うタイミングは全部で4つあります。その時に必要なことも併せて、こちらで詳しくご紹介します。 火葬の際に分骨するとき 手元供養を早い段階から決めている場合、火葬後に分骨を行うことができます。 手続き 必要な申請手続きや、提出する書類はありません。 手順 分骨に必要な入れ物(ミニ骨壺)を用意しましょう。火葬場管理者に分骨の意思を伝え、火葬執行証明済の火葬許可証(埋葬許可証)と一緒に、「分骨証明書」もしくは「火葬証明書(分骨用)」を発行してもらいます。枚数は、分骨する数だけ必要です。 この「分骨証明書」もしくは「火葬証明書(分骨用)」は、手元供養をしていた遺骨を将来納骨する時に必要となるため、必ず保管しておきましょう。費用は1通300円ほどです。 葬儀後の各種申請、届出などについては、こちらのページが参考になります。 葬儀後の諸手続き https://www.hana-sougi.com/first/protocol.html […]

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