エンディングノートの書き方~必須事項5選やスムーズに書き進める方法を解説
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- 【 終活の基礎知識 】
今回は、エンディングノートに書くべき事項やそのメリット、スムーズに記入していく方法などを解説します。
「終活」に取り組む人が増加する中で、エンディングノートへの関心も高まっています。しかし、エンディングノートを書くことの利点や記入方法について、疑問を抱える方も少なくありません。
エンディングノートと遺言書との違いや、エンディングノートの法的効力についても触れますので、エンディングノートの作成を考えている方は、ぜひこの記事を参考になさってください。
1.エンディングノートとは?書く前に押さえておきたい役割
エンディングノートとは「何を」「どのように」書くものなのでしょうか。エンディングノートと遺言書との違いについても、あわせて解説します。
エンディングノートの書き方に決まりはない
エンディングノートとは、終末期や葬儀に関する希望、個人情報などをまとめたノートで、「終活ノート」とも呼ばれます。
エンディングノートに書き方の決まりはありません。書く内容や形式は、自分で自由に決められます。手書きのノートに加え、最近ではオンラインサービスやアプリを通じて、エンディングノートを作成する人も増えています。
遺言書との違いは「法的拘束力」があるかどうか
エンディングノートと遺言書の決定的な違いは、法的拘束力の有無です。エンディングノートには法的な効力はなく、あくまで指針や願望を示すものに過ぎません。しかし、遺言書は法的効力を持ち、遺産分割などにおいて法的な拘束力を発揮します。
またエンディングノートには、自分の個人情報や意思、ご家族への思いを自由に書けますが、遺言書は、財産の処理などに関することのみしか書けず、書式も決まっています。
以下に、エンディングノートと遺言書の代表的な相違点をまとめましたので、参考になさってください。
エンディングノート | 遺言書 | |
---|---|---|
法的拘束力 |
ない
|
ある
|
書き方 |
・自由
・パソコンやスマホで書いてもよい |
・決まった形式で書く
・自筆のみ有効 |
内容 |
自由に書ける
|
遺産相続の処理方法のみ
|
作成費用 |
・数百円~数千円
・ノートの購入費のみ費用が発生 |
・数百円~数百万円
・弁護士や行政書士などの専門家に作成を依頼した場合、相続財産の総額によって費用が異なることが多い |
開封のタイミング |
・死後すぐに確認可能
・生前でも見ることができる。 |
家庭裁判所の検認を受け、相続人全員がそろっていなければ開封できない
|
2.エンディングノートを書く5つのメリット
エンディングノートの特徴について理解いただいたところで、ここからは、エンディングノートを書く主なメリットを5つ挙げ、それぞれについて詳しく説明します。
1.自分の意志をご家族に伝えられる
病気や死によりご家族とのコミュニケーションが困難になった際、エンディングノートを通じて、自分の意思をご家族に伝えることができます。延命治療の是非や臓器提供の意向などを事前に記載しておくことで、ご家族が意思をくみ取りやすくなります。
2.ご家族の負担を軽減できる
例えば、エンディングノートに介護や延命治療等に関する具体的な希望を記すことで、ご家族がつらい選択をすることを避ける助けになります。
葬儀の宗派や形式、お墓に関する希望などが明確に記されていれば、ご家族が迷わずに決められるため、精神的な負担が軽減されることでしょう。また、資産に関する情報が含まれていれば、相続の手続きを進める際のご家族の負担を軽くできます。
自分に関わる手続きを円滑に進めることができるだけでなく、ご家族に苦しい決断をさせずに済むため、心理的な重荷を軽くすることが可能です。
3.人生の振り返りができる
エンディングノートを書くことで、これまで歩んできた人生を振り返ることもできます。周囲の人への感謝や、自分が本当に大切にしたいことに、あらためて気づく機会になるはずです。
大切な記憶をエンディングノートに備忘録として記入することで、その思い出を保存することができます。
4.今後の生き方・資金計画の指針ができる
エンディングノートに資産状況を記入することで、現在の経済状態を整理でき、これからの生活計画や財務計画を立てる基盤が整います。
また、介護や施設利用に必要な資金を計画的に準備することも可能になります。生活スタイルの見直しをしたり、ご家族と老後資金などについて話し合ったりするきっかけにもなるはずです。
5.考えを整理することで安心できる
エンディングノートでこれまでの人生を振り返り、現在の経済状況が明らかになれば、将来の生き方や目指すべき方向についての考えが整理されます。将来に対する不安が軽くなり、より安心して日々を送ることも可能になります。ご自身はもちろん、ご家族も、これからの指針ができることで安心を得られることでしょう。
3.【年代別】エンディングノートの書き方
エンディングノートはリタイア後に書くというイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、実際にはいつでも書き始めることができます。こちらでは、年代別のエンディングノートの書き方のポイントをご紹介します。
なお、最近はライフスタイルが多様化しており、ここに書いた年代別のタイミングがずれることもあります。ご自分のライフステージを踏まえて、必要に応じて、年代を読み替えてください。
20代・30代に書いておくとよいこと
20代から30代のエンディングノートでは、人生の終わりだけではなく、これからの人生設計や展望を記録することをおすすめします。
多くの方が学生から社会人になる20代は、経済的に自立し、自らの力で人生をスタートさせる時期でもあります。今後の目標などを書くことで、人生を見つめるきっかけとなるはずです。
30代に入ると、結婚をして子どもを持つ方も多く、ご家族の将来のための教育資金や住宅資金の計画が必要になってきます。キャリアの観点から転職を考えたり、具体的な計画を立てたりする時期にもなるため、これらの計画をエンディングノートに書いてみましょう。
・社会人としての目標
・どのような自分でありたいか
・ご家族のための教育・住宅の資金計画
・キャリア形成の計画
40代・50代に書いておくとよいこと
40代は、仕事面での責任が増し、家庭では子育てが一段落するなど、大きな転機を迎える時期です。どのように人生のギアを入れ替えたらよいか、考えをまとめてみてもよいでしょう。
50代は、特に会社勤めをしている方にとっては、定年退職が見え始める年代です。定年後の生活計画や、引退後にどのような活動をしたいかについて、具体的に書き記すこともおすすめです。
・仕事における今後の展望
・子育てから手が離れてからの生き方
・セカンドライフのための準備
・定年後の生活資金や老後資金の計画
60代以降に書いておくとよいこと
リタイア後は、年金を含む収入と支出のバランスをしっかりと考える必要があります。収支バランスを踏まえた生活プランや、趣味、生きがいを思い返し、記載するとよいでしょう。
この年代になると、人生の終わりを見据え始めることが多くあります。認知症や寝たきりになった際の介護、医療や、葬儀・お墓に対する希望を明確にしておくことが大切です。また、ご家族への思いをつづることで、後悔のない人生を送るための一助となるはずです。
・無理のない老後生活プラン
・第二の人生の楽しみや挑戦したいこと
・終末期の医療や介護・葬儀・お墓についての希望
4.エンディングノートに書くべき必須事項5選
エンディングノートに書くべき必須事項は下記の5つです。
1.自分の基本情報
2.財産の情報
3.介護・延命治療の希望
4.葬儀・お墓の希望
5.ID・パスワード情報
これら必須事項5つについて、次項から詳しく解説していきます。
1.自分の基本情報
個人の基本情報がわかることで、ご家族が医療や行政、相続などの手続きを負担なく進められます。
●氏名
●生年月日
●現住所
●本籍地
●家族構成
●血液型
●健康保険証番号
●運転免許証番号
●マイナンバー
●経歴・資格
●趣味・特技など
相続手続きにおいては、故人が生まれてから亡くなるまでの全ての戸籍謄本が必要となることがあります。2024年3月1日からは、最寄りの市区町村の窓口で戸籍謄本の一括請求が可能になりますが、一括請求できる人は限られています。余裕があれば、過去に住んでいた本籍地の住所をエンディングノートに記録しておくと良いでしょう。
2.財産の情報
財産の情報も、エンディングノートに書くべき必須項目で主に下記の項目が挙げられます。
●預貯金(金融機関名+口座番号)
●保険(保険会社名+保険証書番号/担当者名+電話番号)
●年金(年金番号)
●不動産(登記簿謄本、権利書の保管場所)
●有価証券(証券会社名+証券番号)
●デジタル遺産(ネット銀行、暗号通貨など)
●負債(借入先+借入金額、契約書類の保管場所)
●住宅・車などのローン(ローン契約先、契約書)
●定期購入サービス商品
●貴金属(目録、保管場所)
●遺言書の有な(遺言書の保管場所、遺言書の種類)
●その他(貴重なコレクションや骨董品など)
たとえば生命保険は、受取人が自ら請求をしない限り保険金を受け取ることができません。同様に、公的年金や年金基金、民間の個人年金も、請求をしなければ支給されることはありません。
また、負債情報も正確に記入しておく必要があります。借金があることが早期に判明すれば、ご家族が相続放棄を選択することも可能です。
遺言書が存在する場合は、保管場所もあわせて、エンディングノートに明記しましょう。財産分与を行う際にご家族が混乱することなく、スムーズに手続きを進めることができます。
ネット銀行などにデジタル資産を保有している場合は、その有無についても記載しておかなければ、ご家族が財産があることに気付かない可能性があるため、忘れずに記載しておきましょう。
3.介護・延命治療の希望
認知症や病気で自分の意志を伝えることが困難になった際には、ご家族が終末期医療や延命治療に関して代わって判断を迫られることがあります。このような状況を考慮し、エンディングノートにご自身の希望を明記しておくことをお勧めします。
●介護のスタイル(自宅OR施設)
●入居したいと考えている介護施設
●終末期医療・延命治療の希望
●臓器提供の有な(臓器提供の意思表示の方法について)
●かかりつけ医(連絡先)
●アレルギーや持病、常に服薬している薬
臓器提供に関する意思は、健康保険証や、運転免許証、マイナンバーカードなどを通じて示すことができます。臓器提供を希望する場合、どの方法で意思表示をしているかをエンディングノートに記録しておくことで、ご家族が迅速に対応するための手助けになります。
4.葬儀・お墓の希望
信仰している宗教・宗派や、葬儀に関する希望を書いておくと、ご家族が葬儀を行う際の指針になります。
●信仰している宗教・宗旨(菩提寺の連絡先など)
●葬儀の形式(家族葬、一般葬、一日葬など)
●喪主になってほしい人
●遺影に使ってほしい写真の保管場所
●葬儀を依頼したい葬儀社
●お墓をどうするか(納骨の方法、場所)
近年では、自身の葬儀について葬儀社と事前相談を行う方が増えている傾向にあります。信頼できる葬儀社を事前に見つけて、ご自身の希望を伝えておけば、葬儀の際、ご家族が葬儀社選びに迷うことなく、ご希望に沿った葬儀を実現できるでしょう。
5.ID・パスワード情報
ネット銀行やオンライン証券などの情報は遺産相続にも関係してくるため、エンディングノートに記載することをおすすめします。
●ネット銀行
●オンライン証券
●ブログ(ホームページ)
●SNS
●有料サービス
ID・パスワード情報を記載する上ではセキュリティーも考慮する必要があります。詳しくは「7.エンディングノートを書く上での注意点」で詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。
SNSやブログなどを利用していて、自分の死後にそれらを閉鎖してほしい場合は、IDとパスワードを記しておき、信頼できる人に削除手続きを依頼することが望ましいです。
5.エンディングノート「必須事項」以外にも書いておきたいこと
前項で挙げた「エンディングノートに書くべき必須事項」は、エンディングノートに最低限書くべきことです。こちらでは、それ以外にも書いておくとよいことをご紹介します。
ご家族など親しい方たちへのメッセージ
生前に、病院への入院などでご家族と十分に時間を過ごせなかったり、自身が話をできる状態になかったりすることも考えられます。エンディングノートにご家族へのメッセージを書いておけば、あなたの思いや感謝の気持ちを確実にご家族に伝えることができます。
「特定の人へのメッセージを書きたいが、その人以外に読まれるのは恥ずかしい」と感じる場合は、メッセージを封筒に入れてエンディングノートに添付する方法も考えられます。
連絡先リスト
ご家族が自分の交友関係を知っていると、必要に応じて連絡を取ることができます。さらに、自分が亡くなった後に訃報を伝えてほしい人や、葬儀に招待したい人のリストがあれば、ご家族が葬儀の準備をスムーズに進められます。
●病院に入院したことを知らせたい人のリスト
●施設に入居したことを知らせたい人のリスト
●訃報を知らせたい人のリスト
●葬儀に参列してほしい人のリスト
ペットの情報
ペットを飼っている方は、ペットに関する情報をエンディングノートに載せましょう。ご家族やペットショップが一時的に世話をするときや、将来的に新しい飼い主を見つけなければいけないときにも、詳細な情報があれば探しやすくなります。
●ペットの名前、年齢、性別
●健康状態、病歴
●かかりつけの動物病院
●普段食べているペットフードやおやつ
●お気に入りのオモチャ
●ペット保険
●血統書
●引き取り先の希望、または予定している引き取り先
上記の他にも、ペットの引き取り希望者や、決まっている引き取り先を明記しておくと、スムーズに新しい飼い主に託すことができます。ペットの将来について考えておくことは、飼い主の責任ともいえるでしょう。
6.エンディングノートの作成方法・選び方
エンディングノートに書く内容について解説したところで、ここからはエンディングノートの作り方、選び方について説明します。
エンディングノートを作成するには、基本的に下記の3つの方法があります。
・市販のエンディングノートを使用する
・普通のノートを使う
・インターネットでダウンロードできるテンプレートファイルを使う
・終活ツールを使う
それぞれの方法にはメリットとデメリットがありますので、自分のライフスタイルや好み、記入したい内容の量や詳細度を考慮して選択してください。
作成方法 | 概要 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
市販品 |
・文房具店や書店、百円ショップなどで販売されている
|
・様々なデザインや形式、重視する用途から自分に合ったものを選べる
・書く項目が設けられているので、迷わずに書ける |
・種類が多すぎて、どれを選べばよいか迷う
・他の作成方法に比べて、費用が高い |
普通のノート |
・普通のノートを使って手作りする
・バインダー式のものを使って、リフィルを追加・入れ替えて作る |
・形式にとらわれず、内容やボリュームなど自由に書ける
・バインダーであれば、あとからページを追加でき、カスタマイズが容易 |
・項目がないため、書く内容に迷ったり、書くのに時間がかかったりする
・自由形式のため、読みにくくなる可能性がある |
テンプレート |
・インターネット上で公開されているテンプレートなどをダウンロードして作る
・例として、法務局と日本司法書士会連合会が協力して公開している無料テンプレートがある |
・無料で入手できる
・項目が設定されているため、書き進めやすい |
・ダウンロード元が信頼できるか確かめる必要がある
・市販品にくらべ、内容が簡単で種類も少ない |
終活アプリ |
スマートフォンやパソコンからアクセスし、オンライン入力する
|
・手軽に編集できる
・画像などのファイルも遺しやすい ・複数人と共有できる |
・サービスによっては利用料が発生する
|
7.エンディングノートの作成方法・選び方
エンディングノートは自由に記入することができますが、気をつけなければならないこともあります。こちらでは、エンディングノートを書く上での注意点を解説します。
保管は「見つかりやすい」かつ「盗難に遭いにくい」場所に
エンディングノートには個人の大切な情報が含まれますので、簡単には見つけられない場所に保管する必要がありますが、実際に必要となった際にご家族が保管場所を探し出せない、あるいは迅速に取り出せない状況は避けなければなりません。
そのため、エンディングノートの保管には「見つかりやすさ」と「盗難への対策」のバランスが重要です。ご家族が知っている、しかし一般的には目立たないような場所、例えば自室の本棚や机の引き出しなどが推奨されます。また、信頼できるご家族に保管場所を伝えておくことも有効な手段です。
エンディングノートに盗まれて困るような情報を記載していない場合は、壁などに貼り付けておく方法も考えられます。
医療や介護に関する重要な情報は、エンディングノートのコピーを信頼できるご家族に渡す、メールや手紙で情報を共有するなどして、複数の方法で情報を共有しておくこともおすすめです。
印鑑の保管先・暗証番号などは別に保管
銀行印やキャッシュカードの暗証番号を記載した場合、他人に引き出される危険性があります。銀行印の保管場所やキャッシュカードの暗証番号はエンディングノートに書き込まず、別に記載して、信頼のおける人に記載場所を伝えておきましょう。
なお、ネット銀行のID・パスワードを両方記入すると、誰でもログインして出金できてしまうことがあるため、記載はIDまでに留めます。
本人が死亡した後の口座の扱いについては、「死亡した人の銀行口座を解約手続きする方法」の記事で詳しく解説しておりますので、参考になさってください。
法的拘束力はないことに注意
「エンディングノートとは?書く前に押さえておきたい役割」で説明したとおり、エンディングノートには法的拘束力はないことに注意してください。エンディングノートには資産や相続に関することも書けますが、希望を法的に有効にしたい場合には、遺言書の作成をおすすめします。
また、尊厳死を希望しており、医師や周囲の方になるべく負担をかけたくない場合は、リビング・ウイル(終末期医療における事前指示書)や、尊厳死宣言公正証書(尊厳死を望む意思を表明する公文書)の作成が有効です。リビングウィルの作成手順について詳しく知りたい方は、「リビングウィルの書き方」の記事をご参照ください。
書いたあとも定期的に見直す
エンディングノートは作成後も時々内容を見返し、更新することが重要です。健康状態や資産状況は時間と共に変化するため、これに伴い考え方が変わることもあり得ます。
エンディングノートはいつでも自由に内容を変えられるというメリットがあるため、この利点を十分に活用しましょう。
8.エンディングノートをスムーズに書くには?
エンディングノートを書き始めたものの、筆が進まない方も多いようです。
こちらでは、エンディングノートをスムーズに書きすすめる方法をご紹介します。
完璧を目指さず「今の気持ち」を記載
エンディングノートをスムーズに書き上げるためには、完璧を目指すことなく「今の気持ち」を素直に記載することがポイントです。エンディングノートは何度でも書き直し可能ですから、リラックスして自身の思いを表現してみてください。
特定の書き方や順序が決められているわけではないため、書きづらい項目があれば一時的に空欄にして先に進めることも可能です。何度でも書き直せるので、気軽に自分の思いを記載してみましょう。
ご家族との話し合いもヒントに
何を書けばよいかわからない項目がある場合は、テーマについてご家族と話し合ってみるのも有効です。ご家族と話し合いお互いの考えを知ることで、どのような内容を書くべきか、どの項目を優先すべきかの手がかりを得ることができるでしょう。
花葬儀のお客様でも、ご夫婦でご準備されたエンディングノートに沿って、葬儀を行われた方もいらっしゃいます。ご本人の意思を詰め込んだエンディングノートが道標となったお葬式の記事も合わせてご覧ください。
終活講座や葬儀社の事前相談なども活用
エンディングノートの書き方に迷ったら、自治体などで開催されている終活講座に参加してみてもよいでしょう。
また、葬儀社の事前相談でエンディングノートの書き方について教えてもらえる場合もあるので、それらを活用することもおすすめです。
弊社「花葬儀」では、葬儀のご相談だけでなく、エンディングノートの書き方のご相談にもお答えしております。葬儀やお墓、相続についてなど、幅広い心配事についてプランナーがお話をお伺いしますので、お気軽にご相談ください。
9.自身のため、ご家族のためにもエンディングノートを書きましょう
エンディングノートを書くことは、自身の振り返りや、今後の生活設計に役立ちます。また、終末期の医療や介護、葬儀の希望、財産情報などを記録しておくことにより、ご家族の負担を大きく減らすことが可能です。
記入形式も自由、種類も豊富にありますので、まずはいずれかの項目について埋めてみるところから始めてはいかがでしょうか。
花葬儀のメンバーシップクラブ「リベントファミリー」にご入会いただくと、葬儀費用の割引など、様々な特典がございます。さらに、弊社開発の終活支援ツール「つなごう」もご利用いただけます。
ご入会は電話またはオンラインで簡単に行えますので、ぜひ詳細をご覧いただき、ご検討ください。