娘様・息子様の花祭壇の飾り方
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- 【 花祭壇 】
お子様を亡くされたときのご家族の悲しみは、どれほどのものなのでしょう。
成長をずっと見守っていきたかったのに、という無念さと、悔しさ。
そして、ほかの誰よりも大切な人に、もう会うことができない。
「親より先に亡くなることは最大の親不孝」
とも言われるとおり、周りの人からは想像もつかない、とても大きなものなのだろうと感じられます。
せめて最後ぐらい、お子様らしいお見送りをしたい、そう思われる方も多いことでしょう。今回は、お子様のご葬儀(花祭壇)で、どのような飾りつけが多いのか、お話しします。
お子様の花祭壇のチェックポイント
お子様の性格によって、似合う色を考えるのが、一番よいでしょう。
たとえば、
- ・穏やかでのんびりした子:緑系やパステルカラーを使った落ち着きのあるデザイン
- ・カッコいいものが大好きな活発な子:青色を中心とした躍動感のあるデザイン
など、性格に合う色をチョイスすることで、「その子らしさ」をよく表すことができます。これは大人の方のご葬儀でも同じですが、お子様が生前お好きだったものを祭壇や棺に飾る、またはお花でそれを再現し、「向こう」に旅立ってもなるべく寂しくならない工夫を凝らすのもよいでしょう。
また、お亡くなりになったのが乳幼児の段階の場合、祭壇に風船を飾るというのもひとつの手です。小さいお子様は丸いものに興味を示しやすいという特徴があり(アンパンマンが人気なのはそのような理由もあります)、丸い風船を飾ることで、お子様の好奇心を刺激することができます。
まとめ
年齢やその性格によって、祭壇をお作りする細かい部分は変わってきます。どんな小さなことでも葬儀社に尋ね、協力してもらうと、祭壇の完成度も大きく違ってくることでしょう。お子様を亡くされた悲しみがなかなか癒えないことは重々承知ですが、ご家族、そして亡くなられたお子様本人が少しでも明るく前向きになれる花祭壇をお作りできるよう、弊社は精一杯努力いたします。