社葬の花祭壇に求められるもの
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- 【 花祭壇 】
「社葬」とは、故人様がお勤めになっていた企業が主催するご葬儀のことです。とくに、企業に大きな功績を残した方、職務中に殉職された方などに対し、その死を悼むとともに、企業の今後の体制を発表する場としての役割をもつことが多いようです。このため、社葬は企業のイメージに直結するものであるといえるでしょう。それを崩さないよう最大限の配慮が必要とされるのですが、では、社葬で花祭壇を組むとき、どのようなデザインがよいのでしょうか。今回はそのお話をさせていただきます。
社葬の花祭壇、どんなデザインが理想的?
もちろん、企業のイメージや故人様のお人柄、功績にもよりますが、
- ・故人様らしさを必要以上に出しすぎない
- ・爽やかな印象を与える色合い
の祭壇が人気で、多く選ばれているようです。「故人様らしさがない」とまでは行かずとも、企業という組織が執り行う以上、個人の色を出しすぎることはあまり好まれません。
社葬には、その企業の方だけでなく、取引先企業の方、つまり、故人様を知らない方も多数いらっしゃいます。このため、ご葬儀の内容を全体的に「最適化」するためにも、個人の部分は控えめにしているのです。もちろん、個人で執り行うご葬儀にくらべて派手さはありませんが、このような理由もあり、それは仕方のないことといえるでしょう。
祭壇の色合いは、白系のお花をベースに青系のお花をアクセントとするものが人気のようです。この色の組み合わせで、堂々としている、また誠実な印象を醸し出すことができます。とくに胡蝶蘭は、派手に目立ちすぎずに上品な雰囲気を演出することができるので、よく使われています(こちらとしてもオススメしています)。
まとめると、
爽やかで安定感があり、故人様のエッセンスが入った祭壇
がベストということになりますが、企業として配慮すべき点が多々ある以上、そのデザインにはお考えになるところも多いことでしょう。どんな小さなことでも、お悩みや気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください。みなさまのお考えに寄り添い、誠心誠意お手伝いさせていただきます。