花祭壇の価値が現れるところ
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- 【 花祭壇 】
悪くいうと画一的で、別の方のご葬儀に使いまわされることもある白木の祭壇。最近はその使い方に疑問を持つ方が増えたのか、お花で祭壇を彩る「花祭壇」が選ばれることが多くなってきました。
時代とともに、祭壇の在り方も変わってきているのです。
今回は、最近流行りの(?)花祭壇にある特徴と価値についてお話ししたいと思います。
「花祭壇」の特徴と価値を考える
「花祭壇」の大きな特徴は、生花を使用していること。従来の「白木祭壇」との大きな違いは、
- ・祭壇にたくさんの生花を使うこと
- ・ほかの方の祭壇に使いまわすものがない
の2点があります。
従来の白木祭壇ですと、生花の水分が白木につき、シミになってしまうことがあります。このため、白木祭壇を使うとき、生花は祭壇の両脇に飾る程度にとどめます。そうなると、それほど多くの生花を飾ることはできなくなります。
しかし、「花祭壇」では、祭壇をたくさんの生花で彩ることで、故人様だけの『色』を出すことができます。
たとえば、生前、故人様が大切に育てていらっしゃったお花や、大好きだった色のお花で祭壇を飾ってみたとしましょう。ご家族やご参列の方々は、故人様をより身近に感じ、生前の思い出とともに故人様を見送ることができるはずです。故人様との思い出を遺影だけでなく、それを飾る祭壇からも思い出せる、とても素敵なことだと思いませんか。
大切な方がいなくなるのはとても悲しいことと思います。でも、もし祭壇で「その人らしさ」を出すことができたとしたら?そこに込められた周囲の方々の気持ちを感じ、故人様はきっと喜んでくださることでしょう。
価値とは、それがどのくらい大切で値打ちがあるのかという意味があります。「花祭壇」における価値とは、それぞれの思い出を生花で表現し、それをその場にいるみなさんで共有できるというところにあるのではないでしょうか。
弊社「花葬儀」のサイト内で、さまざまな「故人様らしさ」を表現した祭壇を多数掲載しております。
ぜひご覧ください。