デンファレで魅せる花祭壇~特徴の生かし方から演出テクニックまで~

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デンファレで魅せる花祭壇~特徴の生かし方から演出テクニックまで~

「デンファレ」はラン科の植物で、正式名称は「デンドロビウム・ファレノプシス」といいます。花で作るハワイの首飾り「レイ」に使う花として有名な花であるため、なじみのある方は多いのではないでしょうか。デンファレは夏の暑さにも負けず、美しく咲き誇る姿が魅力です。

今回はデンファレを使った花祭壇について、デンファレを生かした演出テクニックも含めて、徹底的に解説します。「デンファレを祭壇に飾るとどんなイメージになるのだろう?」「思い出のデンファレで美しい花祭壇を作りたい」という方は、ぜひ最後までお読みください。

1.花祭壇にデンファレを取り入れられるシーズン

花祭壇にデンファレを取り入れられるシーズン

デンファレは、ニューギニアや北部オーストラリアなどの熱帯地域が原産です。6月から9月にかけて開花シーズンを迎え、暑さへの耐性があります。

日本では切り花状のデンファレが1年中流通しているため、どのシーズンでも花祭壇に飾ることができます。しかし、気温が低い場所ではデンファレの葉が落ちやすくなるので、冬場は温度管理に注意が必要です。

2.花祭壇に生かしたいデンファレの特徴

花祭壇に生かしたいデンファレの特徴

花祭壇に生かせるデンファレの魅力について、さらに深掘りします。

ヴィヴィッドで特徴的な花びら

デンファレの大きな魅力はなんといっても「鮮やかで目の覚めるような濃い色」と「特徴的な花びら」です。

花びらは6枚あり、立体的で、まるで羽を開いた蝶のような形をしています。特に目を引くのは、唇弁(しんべん)と呼ばれる下側に付いた花びらです。他の花びらより大きく丸みを帯びており、前方に突き出すように配置されています。この独特の形状と鮮やかな色彩が相まって、見る人の心を魅了するのです。

豊富な種類・色彩

デンファレの代表的な色はピンクと紫ですが、白や黄色のほか、中心から外側にかけてグラデーションを持つ種類もあります。

「デンドロビウム・ビギバム」「デンドロビウム・ファレノプシス」という原種をもとにそれぞれ交配してできたデンファレは、長い時間をかけて品種改良が続けられました。現在では大きく3つの系統に別れており、総数は数千種類にものぼるといわれています。

【デンファレの主な系統】
系統 特徴
パンダ系 ・丸みのある花びら
・花びらの先端が赤紫系の濃い色をしている
・デンファレの代表的な形
ソニア系 ・花びらが少し尖っている
・花茎が長い
ビギバム系 ・花びらが他と比べて薄い
・全体的に小柄

ランの中では花は小さめ

デンファレは真っすぐに伸びた茎から数輪~十数輪の花を咲かせます。同じラン科のカトレアや胡蝶蘭と比べ花径(開花した花の大きさ)は小さめですが、花の形が華やかであるため、少数でも物足りなさを感じることはありません。

花もちがよく丈夫

切り花の多くは、平均的な気候で約1週間、暑い時期では数日ほどで枯れてしまいます。一方デンファレは夏の暑い時期でも、適切な手入れをすれば2週間ほど美しさを保つことができる花もちがよく丈夫な花です。花祭壇のように長時間にわたって美しさを維持する必要がある場面にも最適だといえるでしょう。

多様な用途でなじみ深い

「デンファレ」という名称に聞き馴染みがなくても、その姿は多くの場所で目にすることができます。

デンファレはご紹介したハワイの花飾り「レイ」の材料になるほか、結婚式場の飾り、中華料理やカクテルの飾りなどにも使われています。また、葬儀の別れ花としてもよく用いられており、スーパーやホームセンターでは供花用に販売されているのを見ることもあるのではないでしょうか。

「派手な洋花だから祭壇には飾ってはいけない」「ごく一部の宗教の葬儀にしか使うことができない」といったことは決してありませんので、どうぞご安心ください。

3.デンファレの花言葉

デンファレの花言葉

デンファレの花言葉は、「思いやり」「お似合いのふたり」「有能」「魅惑」です。それ以外にも、色ごとに以下のような花言葉を持っています。

【色別に見るデンファレの花言葉】
花言葉
純粋な愛/誘惑に負けない
黄色 愛のあたたかさ/友情
ピンク 官能/誘惑
喜び/愛と美/欲望/官能
情熱と欲望/強烈な愛の願望

デンファレを飾る際は花言葉を参考にしながら、故人様に伝えたい想いや関係性も考慮して選ぶとよいでしょう。

4.花祭壇でのデンファレのアレンジ方法~主役と脇役の違い~

デンファレは祭壇の脇役として使われる印象が強い花です。小ぶりながら気品のある花姿は、祭壇の印象を大きく底上げしてくれます。そのため、デンファレを花祭壇の主役として使うと、脇役だったときとは異なる意外な魅力が発揮されることを知る人は多くありません。

こちらでは、デンファレを花祭壇の「メイン」「脇役」として取り入れたときに、それぞれどのような印象を与えることができるのかについて詳しくご紹介します。

メインの花として活用する

デンファレをメインにして花祭壇に生けると、以下の効果が期待できます。

・「優雅さ」「華やかさ」「気品」といった印象を与える
・祭壇に統一感が生まれ、祭壇のテーマが伝わりやすくなる

ほかにも、茎から流れるような咲き方を生かして祭壇のシルエットに変化をつけたり、デンファレでボリューム感をアップさせて「ダイナミックな空間」を創出したりすることもできるでしょう。

脇役の花として活用する

脇役としてデンファレを用いたときに期待できる効果は、以下の通りです。

・祭壇にアクセントをつけられる
・落ち着いた色味のデンファレで、メインの花を引き立てる
・テーマに合わせた種類や色味を選ぶことで、全体の調和を保つ

「南国の花であるデンファレは個性が強そうだし、扱いが難しいのでは?」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、実はさまざまな演出やスタイルと調和をとることができます。詳しくは次項よりご紹介しますので参考になさってください。

5.花祭壇作りで最大限にデンファレの魅力を引き出す方法

花祭壇作りで最大限にデンファレの魅力を引き出す方法

一般的な花祭壇はカタログの中から選ぶため、デンファレの飾り方が画一的になりがちで、個性的な表現ができない可能性があります。デンファレに強い思い入れがあり、デンファレを花祭壇に使いたい方は、オーダーメイドで生花祭壇をお作りしている花葬儀にぜひお任せください。

花葬儀では「徹底的なヒアリング」「空間デザイナー(※1)によるデザイン」「日本最大の生花市場“太田花き市場”での仕入れ」「祭壇の丁寧な作り込み」により、世界にたったひとつの想いがこもった花祭壇をお客様と共に作り上げています。

こちらでは、弊社空間デザイナーがデンファレの魅力を花祭壇で最大限引き出すためにどのような工夫を行っているかをご紹介します。

(※1)祭壇をはじめ、葬儀空間全体をデザインするプロ。フラワーデザイナーも兼任している。

適切な色・形を選ぶ

花祭壇づくりでは、祭壇のテーマに合った適切な色と形の花を選ぶことが重要です。

花葬儀の空間デザイナーは、花に精通し、豊富な経験を持つ専門家です。祭壇のテーマごとに丈の長いもの、短いもの、花が大きいもの、小さいもの、色、咲き方などを吟味して、花祭壇のデザインを考えます。それにより、同じデンファレを使っても、以下のようなさまざまなイメージを形にすることが可能です。

・高級感や上品さ
・洗練された雰囲気
・ゴージャス
・モダン
・アクティブ
・ナチュラル
・純粋
・故人様の好きなもの/こと
・特別な季節
・感謝や尊敬
・思い出の風景
・故人様のお人柄

花の配置を工夫する

デンファレは魅力的な花ですが、その魅力を花祭壇で最大限に発揮するためには、花の配置を工夫することも必要です。デンファレをメインで使う場合と、脇役として使う場合の、それぞれの配置の考え方についてご紹介します。

メインで使う場合

デンファレをメインで使う場合は「密集させるか」「空間全体に配置するか」によって、生け方を考えます。密集させる場合は高さのバランスを少しずつ変えて窮屈な印象を与えないようにしたり、どの位置から見ても花の正面が美しく見えるように並べたりします。

空間全体に配置する場合は茎の曲線を生かせる並べ方を考えたり、メインのデンファレを引き立てられるよう脇の花や緑の配置を変えたりと、細かな調整や試行を重ねながら決めています。

脇役として使う場合

花祭壇では大きな花がメインで使われる傾向にあるため、デンファレを脇役として使う場合は主役とのバランスを考えて配置を工夫しなければなりません。

例えば、主役の大きな花が浮いて見えないようにする配慮し、祭壇内に過度な空間が生まれないよう、デンファレのボリュームと位置を計算します。そうすることで、祭壇に一体感と豊かさをもたらすことができるのです。

他の花との調和を意識する

花祭壇には複数種類の花を使用するのが一般的ですが、花の種類の組み合せ方によっては、ちぐはぐな印象を与えてしまうこともあります。デンファレを使う際は他の花との調和を意識し、統一感を保つのがコツです。

メインで使う場合

デンファレをメインにする場合は、脇役となる花や緑の選び方が重要です。同系色や類似色、または相性の良い補色でまとめることによって、統一感が生まれやすくなります。

また、同じテイストの花を選ぶことも効果的です。デンファレというと南国のイメージがありますが、それだけではありません。「白い和菊」など同じキク科で合わせることで、全体的に落ち着いた印象を与えることもできます。

脇役として使う場合

デンファレを脇役として使う場合は、目立ちすぎないように飾るバランス感覚が求められます。色使いとボリューム加減に注意を払うことで、デンファレの色彩や形状が主役の花の鮮やかさや大きさを際立たせ、全体の調和を保つのに役立ちます。

6.デンファレに込める想い~花葬儀ならではの祭壇演出

デンファレが一般的な祭壇で使われる主な理由には、下記のような理由が挙げられます。

・暑さに強い
・比較的安価である
・水持ちがよい

葬儀は決して安くはない金額ですし、葬儀が終わるまで花を美しい状態に保たなくてはならないため、このような理由でデンファレを求めるのは当然と言えます。

一方、花葬儀ではひとりひとりに合った祭壇をいちから丁寧にお作りしています。コストを下げたり、手間を抑えたりするだけに花材を限定することはありません。「南国テイストにしたい」「純白の世界を表現したい」「思い入れのある花を使いたい」というお客様のご意見をもとに考えた結果、デンファレが選ばれるのです。

お客様のご希望をかなえるために、管理の難しい時期にあえてデンファレを採用することもあります。その際は特に状態のよいものを選定して仕入れ、徹底した鮮度管理を行い、葬儀当日にデンファレが美しく咲き誇るように尽力しております。

7.デンファレで演出できる空間演出

デンファレで演出できる空間演

デンファレの花祭壇で表現できる空間演出の一部をご紹介します。

トロピカルで華やかな雰囲気

熱帯地域原産のデンファレは、トロピカルなイメージを表すのにぴったりです。例えば、以下のようなご要望に応えることができます。

・楽しかった南国旅行が思い出されるような祭壇にしたい
・故人様は南国調のデザインが好きだった
・落ち着いた祭壇ではなく、元気があふれるような祭壇を作ってあげたい

このようなご要望に寄り添い、デンファレは鮮やかに魅力を発揮してくれるでしょう。

フリルを思わせる華麗さ・優雅さ

デンファレの花びらは、一枚一枚がやわらかく、外側に向かって反っています。複数の花が連なって咲く様子は、上品なフリルを思わせるような華麗さや優雅さを表現します。単に華やかにするだけでなく、合わせる花材や素材によって、洗練された落ち着きのある空間を演出することも可能です。

純白の世界観

白色で統一した祭壇は、伝統と品格を見る人に感じさせます。純白の花々で飾った祭壇の中にデンファレを組み込むことで、さらに魅力的な空間を演出できます。白色のデンファレは、中心がほんのりと薄い黄色に色づいており、厳かさだけではなく、純粋無垢で柔らかな印象を与えることができるでしょう。

夏らしさを演出

故人様の生まれた季節、または亡くなったときの季節を花祭壇で表現することで、ご家族は季節が巡るたびに故人様のことをやさしい気持ちで思い出すことができます。夏が旬のデンファレは、夏らしさを演出するのに最適です。お好きな「夏の花々」で、青空の下で咲き誇る花畑のような空間を演出するのはいかがでしょうか。

海や自然との調和

ハワイの花飾り「レイ」の素材としても知られるデンファレは、青い海や豊かな自然をほうふつとさせます。故人様がお好きだった風景を花祭壇のテーマとするとき、海や自然を表した演出の中にさりげなくデンファレを組み込むことによって、空間がよりリアルに感じられるでしょう。

豪華、または落ち着いたアジアンスタイル

アジアンテイストを創出したいときも、飾り方や合わせる花との調和によって、豪華な印象から落ち着いた印象まで、幅広い表現が可能です。

茎に数個の花をつけるデンファレは、1本の切り花にしたときもボリューム感があります。豪華な花祭壇をご希望の場合は、デンファレを中心としたボリュームのある花を多く使うことで理想の雰囲気に近づけることが可能です。

一方、落ち着いた雰囲気を出したいときには、間接照明を用いることで、夕暮れ時のような柔らかく幻想的な空間を作り出せます。

クラシックでエレガントな空間

デンファレは、流れるような優雅なラインが特徴です。特に白や黄色といった柔らかい色合いのものを使うと、クラシックでエレガントなイメージにできます。故人様のお人柄や、大切な方との結婚式を思い起こせるようなデザインにしたいという方におすすめです。

自然素材との組合せでナチュラルな美しさと安らぎを表現

祭壇に飾るのは、花や植物だけではありません。花葬儀では、より理想の空間を作り上げるために石や流木、砂などの自然素材を使うこともあります。自然素材とデンファレを組み合わせることで、葬儀会場にナチュラルな美しさと安らぎを感じていただくことができるでしょう。

8.デンファレを生かす工夫~花祭壇の可能性を広げる演出法

花葬儀はこれまでさまざまな花祭壇を手掛け、インターネット調査において「魅力的だと思う花祭壇を扱う会社」部門No.1の評価をお客様にいただいております。
こちらでは、花葬儀が長年の経験と実績から得た「デンファレを生かし、花祭壇の可能性を広げる演出方法」をご紹介します。

棺の上に流れるように添えて動きを創出

デンファレの形を生かして、祭壇に動のイメージをつける方法があります。例えば、故人様の棺の上にデンファレで作ったブーケを置き、端を棺の形に沿って垂らすことで、やさしいぬくもりが生まれるでしょう。

棺の上にデンファレの花を添えることで、花言葉である「純粋な愛」「愛のあたたかさ」といったメッセージを贈ることもできます。

祭壇のサイドに垂らして華やかさをプラス

「動きをつける」方法として、祭壇の左右にデンファレを垂らす方法もあります。まるで藤の花のような下向きに垂れる花は、見る人の目に静かに哀悼を捧げているように映るでしょう。

「垂らす」という飾り方は、ともすれば画一的になりやすい祭壇に、美しい変化と華やかさを与えてくれます。

アーチや展示物に飾りエレガントな雰囲気に

花葬儀では、美しい庭園で目にするような「花のアーチ」を葬儀会場内に飾ることも可能です。花々で彩ったエレガントなアーチは、お客様から「自宅の庭に似ている」「憧れの公園の中で眠っているように感じられる」と好評をいただいております。

ほかにも、燭台(しょくだい)、棚などの展示物にデンファレを取り入れることで、悲しみのあふれる空間に安らかなぬくもりが広がるでしょう。

白一色でシンプルな純粋さを際立たせる

「せっかくいろいろなお花があるのに、花祭壇を白一色で統一してしまうのはなんだかもったいない」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、高いデザイン技術を有する花葬儀だからこそ、白い花祭壇の魅力を際立たせることができます。

「白いデンファレだけで祭壇を豪華に飾る」「白いデンファレをメインに、ユリやバラ、カーネーションなどの白い花を贅沢に使い、純粋で清らかな空間の中で故人様が安らかに眠っているような空間を作る」といったことも、花葬儀なら可能です。

花弁を散らしアクセントを加える

デンファレの活用方法は、花祭壇に飾りつけるだけではありません。焼香台や献花台、斎場の床、棺、メモリアルコーナー(※2)などに花びらを以下一例のように散らすことで、葬儀会場全体の空間に統一感を生むことができます。

・棺へと誘導するように床に散らす
・水を張った器に浮かべる
・砂や流木、石などの自然素材と合わせる

(※2)お客様のご要望に応じて、故人様との思い出を振り返ることができる「メモリアルコーナー」を葬儀斎場内に設置いたします。写真だけでなく、動画、故人様が手掛けてこられたお仕事の実績、趣味の道具、お好きな飲食物などを飾ることができます。

熱帯原産の葉物とともにエキゾチックな空間を演出

エキゾチックで異国情緒ある雰囲気をデンファレを使い取り入れることも可能です。厳しい戒律の宗教宗派に属していない限り、祭壇に「特定のテーマ以外は認められない」といったことはございません。故人様の最期にふさわしい空間を作られてはいかがでしょうか。

エキゾチックな空間は、デンファレやアンスリウム、アルストロメリアなどの熱帯原産の花と植物を中心にダイナミックに生けることで、実現することが可能です。亡くなった方のために花祭壇をデザインするのは一度きりですから、「こんなお願いは無理かな」と思わず、どうぞ遠慮なくご相談ください。

9.デンファレを効果的に配置した花祭壇事例

最後に、デンファレを使った花祭壇の事例をご紹介します。
デンファレを使うとどのような祭壇ができるのか、イメージの参考になさってください。

祭壇名:純白の世界に

祭壇名:純白の世界に

白色のデンファレを主役にしたデザイン性の高い祭壇です。「ガラスの花瓶に生ける」「長い枝を垂らす」「祭壇から手前に向かって流れるように飾る」「水を張った容器の中に花びらを浮かべる」といった演出を行っています。

「デンファレをメインにすると派手すぎるのでは?」「南国調以外の表現は難しいのでは?」といった疑問が、解消されるのではないでしょうか。

祭壇名:幼き日の思い出

祭壇名:幼き日の思い出
祭壇名:幼き日の思い出
祭壇名:幼き日の思い出
祭壇名:幼き日の思い出

こちらは、故人様にとって思い入れのあるデンファレを使い、ユリやアジサイ、バラやグリーンで気品よくまとめたキリスト教式の祭壇です。高低差を意識して飾ることで、会場にボリューム感と奥行きを出しています。祭壇に飾った花は葬儀後に花束にアレンジし、参列が叶わなかった故人様の奥様へとお贈りしました。

祭壇名:海を愛した彼女

テスト花葬儀の花祭壇 南国の海が大好きだった奥様のためにつくった世界でたったひとつの花祭壇
祭壇名:海を愛した彼女

テスト花葬儀の花祭壇 南国の海が大好きだった奥様のためにつくった世界でたったひとつの花祭壇
祭壇名:海を愛した彼女

海を愛した大好きな奥様のために、ご家族が手掛けられた祭壇です。夏、海、リゾートのイメージを表現するために、デンファレやアンスリウムなどさまざまな色の花と植物を組合せ、南国の海と自然をイメージさせる空間を創出しました。斎場の床にはグラデーションの美しいデンファレの花びらを散らしており、どこからか波の音が聞こえてくるようです。

デンファレを使用した花祭壇の事例はほかにもございます。テーマカラーや雰囲気で検索できる花祭壇ギャラリーをどうぞご活用ください。

10.デンファレを使い魅力的で「その人らしさ」あふれる花祭壇を

熱帯地域が原産のデンファレは、多種多様な雰囲気を花祭壇で表現してくれるとても魅力的な花です。デンファレという名前に聞きなじみがない場合でも、その姿を見れば身近な花であることがわかるでしょう。多種多様な雰囲気を表現できるデンファレを使って、世界にただひとつの「大切な人らしさあふれる花祭壇」をデザインしてはいかがでしょうか。

カタログから選ぶものとは違い、デザイナーとともに考えて作り上げた葬儀空間は、きっといつまでも心にやさしく残ることでしょう。

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