御霊前?御仏前?お香典の表書きの書き方
- 作成日: 更新日:
- 【 葬儀・葬式のマナー 】
こんにちは、花葬儀です。
みなさまはご葬儀に参列される際、お香典を包む表書きで悩むことはございませんか?
「お香典」「御仏前」「御霊前」など、いろいろな書き方があり、私も新人時代には正しい言葉の選び方がわからず、悩まされました。今回はその書き方に、軽く触れてみたいと思います。
香典の表書きの書き方・マナー 御霊前?御仏前?
仏教のご葬儀でのお香典では、無地のもの、あるいは菊の絵などが描かれたものに白黒の水引が掛かっているものを選ぶとよいでしょう。
表書きについては、以下のように書き分けることが多いようです。
- ・御霊前:逝去~四十九日までにお渡しする場合(浄土真宗を除く)
- ・御仏前:浄土真宗と、それ以外の宗派の四十九日以降にお渡しする場合
故人様は亡くなってから四十九日法要が終わるまで、霊としてこの世とあの世の間をさまよっているとされています。そのため、霊である間は「御霊前(ご霊前)」、四十九日が終わって仏様になった後は「御仏前(ご仏前)」と使い分けるのです。
ただし浄土真宗では、即身成仏、つまり逝去後すぐに仏になるという考えがあるため、四十九日を迎える前でも「御仏前」などでお渡しする必要があります。
ところで、お香典の相場については、関係性やお住まいの地域、親戚間の慣習もあり、はっきりとしたものはありません。以下の金額は参考程度にご覧ください。
- ・知人、友人:3,000円~
- ・職場関係者:5,000円~
- ・おじ、おば、祖父母、親戚 : 10,000円~
私も、過去にお手伝いした方で、
「ウチの親戚はみんな、どんな関係でも葬儀のお香典は5,000円と決まっているんですよ」
と、”葬儀はお互い様”という考えのもと一律で値段を決めているという方もいらっしゃいました。
ご不明な点がございましたら、ぜひご相談いただければと思います。24時間365日、お電話を承っておりますので、どのようなご質問、ご要望もお気軽にお問い合わせください。
花葬儀プランナー M.N