海洋葬・散骨の注意点
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- 【 葬儀の種類 】
こんにちは、花葬儀です。
青空が澄み渡る、秋らしい天気になってきましたね。みなさま、いかがお過ごしですか?
先日、大学時代の友人5名と伊豆を旅行してきました。久しぶりに集まったメンバーとレンタカーに乗り合い、借りた別荘でBBQをしたり、沢を探検したり、海でシーカヤックをしたり、温泉に行ったり……。
メンバーと遊んでいると、気持ち「だけ」は当時の頃に若返るのですが、やはり体は正直ですね。。。
旅行から戻ったいま、私は全身の筋肉痛に悶え苦しんでおります。
この写真は、私が撮った夕暮れ間近の伊豆の海です。深い青と空の広さに魅了されました。北海道出身の私ですが、やはり場所が変われば海の印象も違いますね。
さて、最近「海洋葬」や「散骨」という言葉を聞いたことはないでしょうか?弊社『花葬儀』でも「海洋葬」や「散骨」をご希望になる方が増え、その注意点をお話しすることも増えてまいりました。今回はこの「海洋葬」についてお話しいたしましょう。
海洋葬・散骨の注意点
「海洋葬」とは、ご遺骨をお墓や納骨堂にお納めするのではなく、粉末状にしたご遺骨を海に撒く(散骨する)という形式の葬儀です。
その種類は大きく分けて3つです。
・個人単位での散骨
ご遺骨をご家族だけで散骨します。船を借り、散骨してもよい場所まで出て故人様を見送ります。ただし、個人単位で船のチャーターする必要がありますので、お値段は高くなります。
(20万円~30万円が相場と言われています)
・他のご家族とひとつの船に乗り合わせる(合同散骨)
複数のご家族がそれぞれのご遺骨を持ちより、散骨します。船のチャーター料は分散される分、個人の負担額は低くなり、費用を抑えることができます。
(相場は10万円程度と言われています)
ただし、ご家族の代表者しか船に乗れない、散骨の日程をご自身の都合だけで決められないという不便もあります。
・海洋葬の会社(葬儀社など)に委託し、散骨してもらう
業者にご遺骨を預け、散骨した場所の写真や証明書を受け取ります。ご家族は船に乗りません。相場は5万円程度と、低価格で散骨できますが、ご自身の手でご遺骨を撒きたい方は避けた方がよいでしょう。
つづいて、ご遺骨を撒くときの注意点をご案内します。以下の3点です。
・ご遺骨を粉末状にすること
原型をとどめたままのお遺骨は散骨できません。
・ご家族などの理解を得ておくこと
撒いてしまったご遺骨は手元に戻りません。ご心配な方は、一部のご遺骨を小さな容器に入れて手元に残しておくことをお薦めします(手元供養といいます)。
・散骨する場所を考えること
どこに散骨してもよいわけではありません。現在、散骨についてハッキリした法律はありませんが、周囲環境に配慮し、遠洋での散骨が多くなっています。
「海洋葬」「散骨」については、まだ認知度も低く、ご不明な点も多々あると思われます。その際はぜひ、弊社『花葬儀』にご相談ください。メリット・デメリット、そして行う際の注意点などご説明させていただきます。
花葬儀プランナー M.N