家族葬の香典返しに適した品物とは?送るタイミングや金額の相場|葬儀・家族葬・お葬式なら「花葬儀」

0120-878-339
24時間無料で電話相談受付中

家族葬の香典返しに適した品物とは?送るタイミングや金額の相場

家族葬の香典返しに適した品物とは?送るタイミングや金額の相場も

家族葬の香典返しで悩まれたことがあるのではないでしょうか。
家族葬は親しい方との少人数のご葬儀のため、香典辞退を申し出ることも少なくありませんが、それでも香典を頂く場合もあるでしょう。

この記事では家族葬の香典返しの有無でとるべき対応を解説するとともに、香典返しに適した品物と金額相場をご説明していきます。

1.家族葬とは?

家族葬とは?

家族葬とは、ご家族やご親族、そしてご友人などの故人様にゆかりのある身近な人々で営む葬儀のことです。
参列者を限定し、より故人様との最期のお時間をとって、きちんと送り出してあげたいという気持ちを汲み取った現代のあたらしい葬儀スタイルでもあります。

近年では核家族化という時代的な背景だけでなく、新型コロナウイルス感染症のリスクから、一般葬ではなく家族葬を選択するご遺族も少なくありません。
また、大々的に葬儀を行わずに、必要最低限の参列で静かに見送ってほしいという故人様やご遺族様のご意向が家族葬の支持につながっていることも確かです。

2.家族葬でも香典返しは必要?

家族葬でも香典返しは必要?

家族葬では、香典辞退や香典返しの在り方が問われることが多くなりました。ここでは、家族葬の香典返しについてどのような心掛けが必要か、具体的な準備にはどのようなものがあるのかについてご紹介します。

お香典を辞退している場合

家族葬で香典辞退を伝えたのに、お香典を渡された、または送られてきた。このようなケースは実際にあります。
家族葬は身内など限られた参列者で営まれる葬儀ですので、「気持ちだけでもお悔やみとしてお香典を渡したい。」という考えで用意してしまうこともあるのです。
この場合、頂いたお香典はかたくなに拒否することはせず、受け取りましょう。そして、香典返しにてお礼を伝えることが葬儀のマナーとして適切な対応です。このような香典返しは「後返し」として葬儀後、配送で対応するのがベストです。

お香典を辞退していない場合

家族葬でお香典を辞退していない場合、香典返しは必要です。
その理由は、お香典辞退を予め表明していなければ、お香典は用意するものと判断されるからです。「家族だけの葬儀ならお香典はいらないはず」といった考えも、家族葬の香典対応としてすべてが浸透していないのが現状です。

そもそもお香典とは、故人様とご遺族にお悔やみの気持ちを伝え、供えるものです。もし、家族葬に香典辞退を検討しているのならば、必ずご案内状に香典辞退を明記しておきましょう。また、お悔やみのご連絡をいただいた方に対しても、お香典辞退は丁重にお伝えしましょう。

3.家族葬の香典返しに関するマナーは?

家族葬の香典返しに関するマナー

家族葬の香典返しにはどんな事に気を付ければよいのでしょう?
ここでは家族葬における香典返しのマナーとして、香典返しの金額相場やお渡しするタイミングをご説明していきます。

香典返しを送るタイミング

家族葬の香典返しを送るタイミングは、四十九日法要を終えてから送るのが一般的です。これを「後返し」ともいいます。

覚えておきたいのは、四十九日法要は仏教の法事であるということ。無宗教葬の香典返しの場合でも、目安として四十九日を過ぎて、納骨を終えるまでに送るのが理想とされます。
また、神式の香典返しのタイミングは、五十日後。キリスト教式であれば、一か月後に香典返しを送りましょう。

このように、宗教によっては正しいとされるタイミングに決まりがあるケースもありますが、「家族葬の香典返しを送る」タイミングとしては、特別な決まりはありません。一般的な葬儀マナーとしてのお返しのタイミングを目安にしましょう。

香典返しの金額相場

家族葬の香典返しの相場は、頂いた香典金額の半分から3分の1を目安としましょう。これは家族葬に限らず、一般的な香典返しの相場ですので覚えておくとよいでしょう。
また、式の当日に渡す「当日返し」は「会葬御礼」というかたちで500円から1000円の品物を用意するのが一般的です。

4.家族葬の香典返しに適した品物は?

家族葬の香典返しに適した品物

ここでは家族葬の代表的な香典返しを3つご紹介するとともに、選ばれる理由も解説していきます。

お茶・海苔・菓子

家族葬の香典返しとしては、乾物類であるお茶やコーヒー・紅茶から、クッキーなどの菓子類などもよく選ばれます。選ぶコツは「消え物(きえもの)」を選ぶこと。これは、「不幸を後に残さないため」とされているからです。

食べて消える「食品類」は、香典返しの定番として昔から選ばれています。
注意すべきは生肉や生魚などの肉類で、これは「四つ足生臭もの」といわれており、仏教の「殺生(せっしょう)」を連想させることから、お悔み事ではタブーとされているので気を付けましょう。ただし、近年では、缶詰などの加工品であれば問題ないといった見方もあるようです。

ハンカチーフ・タオル

ハンカチーフやタオルなども、家族葬の香典返しではよく選ばれる品物です。
「かなしみを包み、拭い去る」という意味合いをもつアイテムとして、香典返しの候補には良いでしょう。日用的に使うものでありながら、涙をぬぐうであるとか、身だしなみを整えるための必需品としても失敗しないチョイスです。
選ぶポイントは、なるべく柄のない無地のものを選ぶこと。色は淡い色味で、白だと老若男女問わず使えるでしょう。

カタログギフト

カタログギフトは選ぶ楽しみがある香典返しとして、比較的若い世代に選ばれているようです。
カタログは冊子ですので、荷物がかさばって持ち帰りにくいなどといった参列者目線で考えたときに、負担が少ないこともポイントです。

また、お香典の金額に応じて返礼品に適する品物が豊富に取り揃えてられていることもあり、ご遺族側で品物を選定する負担がなくなるのもメリットです。参列者側で品物を選択できることもメリットといえるでしょう。

5.家族葬の香典返しに関するQ&A


A.適切なお礼の品を、後日改めて送りましょう。

改めて用意するお返しの金額は、一般的な香典返しと同様に「いただいた金額の半分~3分の1程度」を目安とします。

ただし、すでに当日返しをお渡ししているため、その金額を差し引いて調整しましょう。品物や送るタイミングも通常の香典返しに準じ、相手に失礼のないよう配慮することが大切です。

A.「のし」は慶事の贈り物に添える飾りのことですから、香典返しにはつけません。

葬儀形式を問わず、香典返しには「のし」のついていない弔事用の「掛け紙」をつけるのがマナーとされています。
※のしが印刷されている紙のことを「のし紙」といいますが、掛け紙のことを「のし紙」と呼ぶこともあります。

また、一般的な掛け紙には白黒の水引が印刷されていますが、地域や宗教によっては黄色の水引が印刷されたものを使うこともあります。

表書きは多くの場合「志」ですが、西日本では「満中陰志」、九州地方では「茶の子」、神式やキリスト教では「偲草(偲び草)」など、地域や宗教によって使い分けられることがあります。

A.葬儀の形式に関係なく、香典返しを郵送する際は、手紙を同封することがマナーとされています。

香典返しに添える手紙(添え状、お礼状、挨拶状とも呼ばれます)には、「お香典への感謝」と「四十九日を無事に迎えたことの報告」という2つの大切な役割があります。「当日返しをした」「直接お礼と報告を伝えた上で香典返しを渡した」という場合を除いては、必ず同封するようにしましょう。

添え状の形式は、奉書紙やハガキ、便箋、カード、掛け紙(のし紙)一体型など、渡す相手との関係性に応じて選ぶとよいでしょう。詳しくは「香典返しの添え状の書き方は?」の記事でご紹介しておりますので、ぜひ参考になさってください。

6.まとめ

家族葬は、一般的な葬儀マナーと少し違う部分もあるため、香典返しもどのくらいの予算や品物で選べばよいか迷うこともあるようですが、基本的にはいただいたお香典の額に対して3分の1から半額をお返しする目安でご用意しましょう。
たとえ身内間の家族葬であっても、弔問に来ていただいたお礼とこれまでの故人様との付き合いの感謝とともに、香典返しを忘れずにお渡しすることがとても大切です。

花葬儀では家族葬の香典返しのご相談から家族葬のやり方など、経験豊富なスタッフが24時間お電話にてフルサポートいたします。
故人さまとの思い出やご生涯をオリジナルの花祭壇で一からデザイナーとともにおつくりすることを得意とした葬儀社です。花いっぱいの家族葬をお探しなら、花葬儀にお任せください。

関連記事一覧

香典返しの挨拶状|種類や書き方のマナー、文例(宗教別)を紹介

香典返しの挨拶状|種類や書き方のマナー、文例(宗教別)を紹介

通夜や葬儀で参列者からいただいたお香典には、香典返しを当日もしくは後日にお渡しします。香典返しでは品物と一緒に挨拶状を添えるのが一般的ですが、挨拶状を書いたことのない方にとっては、どのように作成すればよいのか悩むことでし […]

お別れの会の服装マナー~夏・冬の場合の注意点や持ち物も詳しく解説

お別れの会の服装マナー~夏・冬の場合の注意点や持ち物も詳しく解説

「お別れの会」は、葬儀とは別の日に設けられる追悼の場です。参列する機会はまだ少ないため、お別れの会の服装に悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、お別れの会における服装の基本マナーや男女別のポイント、会 […]

弔電のお礼のマナーは?お礼状の書き方や例文、注意点も紹介

弔電のお礼のマナーは?お礼状の書き方や例文、注意点も紹介

葬儀で弔電をいただいた際には、後日、喪主様から送り主にお礼の気持ちを伝えなければなりません。お礼は「どんな手段で」「いつ」「どうやって」行えばよいのか悩む方も多いでしょう。 そこで今回は、弔電のお礼のマナーやお礼状の書き […]

ご不明な点がある方は、お気軽にお問い合わせください

24時間365日対応

無料・携帯OK

花葬儀ではお近くの葬儀場をお選び頂けます

※東京、神奈川、埼玉、千葉でお考えの方もお気軽にお問い合わせください

お葬式のはてな?を解決もしもの時に役立つ情報がたくさん!

24時間365日
いつでもご相談ください

電話をかける通話無料)

お葬式のはてな?を解決もしもの時に役立つ情報がたくさん!

私たち葬祭ディレクターが賜ります

リボン

初めてお葬式をされる方

花葬儀ではお近くの葬儀場をお選び頂けます。

※東京、神奈川、埼玉、千葉以外でお考えの方もお気軽にお問合せください。

メディア掲載情報

花葬儀のお葬式は、日経新聞、朝日新聞など、信頼ある多数のメディアに掲載されています。

掲載記事

公式Instagram

公式Instagramサムネイル
公式Instagramサムネイル
カードの種類アイコン
事前見積り請求でお葬式の不安を解消
0120-878-339
※東京、神奈川、埼玉、千葉以外でお考えの方もお気軽にお問合せください。
24時間365日対応
無料・携帯OK