納骨の時期はいつがいい?四十九日・一周忌の考え方と手順、費用相場を解説|葬儀・家族葬・お葬式なら「花葬儀」

0120-878-339
24時間無料で電話相談受付中

納骨の時期はいつがいい?四十九日・一周忌の考え方と手順、費用相場を解説

納骨時期

納骨とは、故人様のご遺骨をお墓などに納める大切な儀式です。しかし、「いつ行うのが一般的なのか」「四十九日や一周忌まで待つべきなのか」と、納骨の時期で迷われるご家族は少なくありません。納骨の時期には明確な決まりはなく、考え方や事情によって選択肢もさまざまです。

この記事では、納骨を行う時期の目安や考え方に加え、納骨までの具体的な手順や費用相場についても、安心して準備を進められるようわかりやすく解説します。

1.納骨を行う時期に決まりはある?

宗派による違いは?

納骨の時期については法律上の決まりはありませんが、「忌明け」とされる四十九日法要や一周忌法要のタイミングで行うことが一般的です。

また、納骨をしなければ成仏できないということはなく、納骨をしないからといって罰せられることもありません。

「納骨をしないと仏様が成仏できない」と考えがちですが、「手元供養」や「散骨」などの形でも十分供養になります。

「納骨=成仏」ではありませんので、それぞれに合った日程や方法を選びましょう。

2.納骨の時期は宗派によって違うの?

納骨の時期には、宗教・宗派による明確な決まりはありません。ただし、宗教・宗派ごとの教えや慣習によって、選ばれることの多い時期には違いがあります。
ここでは、宗教・宗派別に納骨時期の考え方をご紹介します。

仏教の浄土宗

四十九日が多く選ばれていますが、火葬当日を選択する方もいます。

仏教の浄土真宗

一周忌や三回忌の法要の際に納骨することが多いといわれていますが、忌明けや100日を過ぎてから行うケースもあります。

仏教の真言宗

一般的に、四十九日や一周忌の法要の際に行うことが多いようです。

神道(神式)

火葬した当日に納骨を行うことが一般的であるといわれていますが、実際にはお墓の準備が整っていないことも多く、その場合は五十日祭に納骨を行うようです。

キリスト教

カトリック、プロテスタントともに、亡くなった1ヵ月後の昇(召)天記念日に納骨が行われることが多いようです。

ただ、これはあくまでも一般的な時期であり、お墓のある地域やお寺の考え方でも異なることがありますので、菩提寺(ぼだいじ)がある場合は事前にそちらへ確認しておきましょう。

3.納骨の時期は一般的にいつがいいのか?

納骨の時期はいつがいいの?

納骨の時期は「お墓(納骨先)の準備状況」「ご家族・ご親族が集まりやすい日程」「お気持ちの整理がつくタイミング」の3点で考えると決めやすくなります。ここからは、納骨でよく選ばれる時期を順にご紹介します。

納骨の時期|四十九日法要

納骨の時期として、最も多く選ばれているのが四十九日法要です。

多くの仏教宗派では、人は亡くなった49日目に魂が浄土に行き、仏の仲間入りを果たすとされます。それまでは現世に残り、閻魔大王による7回の裁きを受けていると考えられているのです。「49日目で裁きの結果が出て、現世から死後の世界へと旅立つこのタイミングで納骨をし、現世の家から新しい家(お墓や納骨堂)に移る」という考え方は、仏教の視点から見ると最適のタイミングだといえるでしょう。

また、四十九日法要にはご親族が比較的集まりやすいため、より多くの方に見守られながら納骨ができるという点も選ばれる理由のひとつです。

ただし、四十九日法要で納骨を行えるのはすでにお墓を持っている場合、もしくは納骨堂に納める予定がある場合です。新しくお墓を建てるには2ヵ月~3ヵ月かかるため、四十九日に間に合わない場合は他のタイミングを選びましょう。

納骨の時期|百か日法要

お墓の準備が間に合わない場合に選ばれやすいのが百か日法要です。四十九日法要の次に行う法要は、亡くなってから100日目をめどに行う百か日法要です。この時期であれば、お墓の建立に必要な目安期間を超えているため、新しいお墓に納骨することも可能でしょう。

また、百か日は卒哭忌(そっこうき)ともいい、哭(な)くことを卒業するという意味も含まれます。大切な人と別れてしまった悲しみを一度区切り、新しい生活を始めようという前向きな言葉ですので、百か日法要での納骨を選択するのもひとつの方法でしょう。

納骨の時期|一周忌法要

気持ちの整理や準備の都合から、喪が明ける一周忌を節目として納骨するご家族も少なくありません。亡くなってから1年経った祥月命日に行う一周忌法要は、四十九日と同じくらい聞きなじみのある、重要な年忌法要のひとつです。

納骨の時期|三回忌法要

事情があり納骨を先延ばしにした場合、三回忌を区切りにする選択もあります。亡くなってから2年目の命日を「三回忌」と呼びます。これは、亡くなった日が1回目の忌日、そこから1年後が2回目の忌日、2年後が3回目の忌日と数えられるためです。

納骨の時期|葬儀当日

お墓の準備が整っている場合は、葬儀当日に納骨を行うことも可能です。しかし、その場合には火葬の時間や墓地の都合を事前に把握することが必要です。当日の納骨が難しい墓地もあるため、しっかりと確認しましょう。

納骨の時期|新盆(初盆)

ご親族が集まりやすい新盆に合わせて納骨するケースもあります。故人様が亡くなってから四十九日以降に迎える初めてのお盆を「新盆(初盆)」といいます。亡くなった故人様が仏様となって初めて現世に帰ってくる日のことです。

新盆のタイミングは地域によって異なり、7月13日~16日をお盆とする地域もあれば、8月13日~16日をお盆とする地域もあります。

4.納骨までの手順

納骨までの手順

納骨までの手順は、大きく「納骨先の準備」「日程と参列者の調整」「当日の法要・会食とお礼」の流れで進みます。

納骨先を決定する

お墓、納骨堂など納骨先が決まっていない場合は、ご家族でしっかりと話し合った上で決定します。

お墓

お墓にご遺骨を納めます。新しく建立する場合には2ヵ月~3ヵ月が必要です。

納骨堂

納骨堂にはロッカー式、仏壇式、自動搬送式、室内型などがありますが、いずれも屋内に納めます。また、納骨可能数に制限がある場合があります。

墓石に戒名などを彫る(石材店に依頼)

お墓への納骨をお考えの場合、納骨式までに戒名や故人様の没年日などを石材店に彫ってもらいましょう。時間を要する場合があるため、日程が決まり次第早めに連絡しておく必要があります。

埋葬許可証を準備する

ご家族が亡くなった日から7日以内に、故人様の本籍地か死亡地、届出人の所在地のいずれかの役所(役場)に死亡届を提出します。その時に「埋火葬許可証」を発行してもらいましょう。

火葬後、この書類に判が押されたものが「埋葬許可証(埋火葬証明書)」となります。納骨の際には、この書類が必要となるため、納骨先の管理事務所に提出しましょう。

紛失した場合は再発行が可能ですが、手続きができるのは最初に死亡届を提出した本人か、故人様の直系親族または祭祀継承者のいずれかに限られるため、ご注意ください。

納骨の時期を決めるうえでは、必要書類や手続きの流れを事前に把握しておくことも大切です。納骨の手続きや必要書類について詳しく知りたい方は、「納骨の手続き」の記事も参考にしてください。

納骨日を決定する

納骨の時期を決める際は、ご家族でよく相談した上で納骨の日程を決めましょう。四十九日などの目安だけでなく、墓地管理者や寺院の都合、ご親族の移動負担も踏まえ、候補日を複数用意して早めに相談すると安心です。

参列者に連絡する

参列者の範囲に決まりはないため、ご親族や生前に故人様と縁のあった方を中心に開催日の連絡をしましょう。

伝達ミスがあると大きなトラブルに発展することもあるため、確実に周知できるようにしてください。

お布施・お供え物を準備する

当日は故人様の好きだった物を中心としたお供え物、お花を用意します。

そのほかお線香、読経をしてくれる僧侶へのお布施も準備しましょう。
法要のお布施の金額の目安については次章で詳しくご紹介します。

会食の準備をする

納骨式後に参列者でお食事を囲む機会をとる場合は、事前の準備が必要です。人数や予算、アレルギーの有無に合わせて会場やお料理も変わるため、候補をいくつか用意しておきましょう。

また、会場までの案内地図や座席表を作っておくと、当日スムーズな会食を行うことができます。

開眼・納骨法要を執り行う

新しく建てたお墓には仏様の魂を入れるための「開眼法要」を行います。最近では納骨法要と同日に執り行うことが多いので、寺院に前もって伝えることを忘れないでください。

返礼品を手配する

納骨式に参列してくださった方へのお返し、お礼として返礼品を用意しましょう。形が残らないものを選ぶのがマナーです。参列者の持ち運びの負担を減らすためにも、日持ちする軽い個包装のお菓子などが喜ばれます。

なお、ご紹介した手順は、状況により順番が前後する場合があります。
必要な書類や周りの方への連絡が必要となるため、しっかりと目を通しておきましょう。

5.納骨にかかる費用・相場は?

納骨にかかる費用・相場は?

お墓の有無や納骨方法によって費用が異なるため、目安を把握しておくことが大切です。
ここでは、納骨に必要な費用・相場をお墓を持っている場合と新しく建てる場合に分けてご紹介します。

お墓を持っている場合

お墓への納骨に必要な費用の内訳は、以下の通りです。
すでにお墓がある場合は、こちらでご紹介する費用が目安となります。

彫刻料

彫刻料は墓石に故人様の戒名や没年月日を彫ってもらうための費用で、3万円~5万円ほどかかります。彫刻は石材店が行います。

納骨をする際の作業(墓石開閉など)費用

納骨をする際は、お墓の下にある「カロート」という部分を開けて中に骨壺を納めます。通常は、石材店に依頼します。

また、費用は1万円~3万円が相場です。お墓にお供えするお供え物は5千円~1万円と考え、故人様の好きだったものを選びましょう。

卒塔婆

卒塔婆とは、供養のために立てる塔の形をした木の板です。必ずつけなければならないというわけではありません。

沖縄独自の墓石形態である「琉球墓」では卒塔婆を設置する風習がありませんし、宗派によっては不要とされることもあります。

設置する場合は、1本あたり2千円~5千円ほどかかります。

僧侶へのお布施、御車料、御膳料

読経をしていただく僧侶へのお布施は3万円~5万円ほどが一般的と考えられています。もともとお布施は檀家が自発的に行う修行のひとつとされているため、ご家庭によってはすでに金額が決められている場合もあります。

菩提寺以外の場所で納骨を行う場合は、お布施とは別に僧侶の御車料として5千円~1万円、納骨後の会食に参加されない場合は御膳料として5千円~1万円ほどを包みましょう。

法要に使用する施設・部屋の使用料

自宅ではなく、霊園が所持している法要部屋などを使う時には、費用が発生します。1万円~3万円が目安となるでしょう。

参列者が大きく変動する場合、金額も変更になる可能性があるため、気になる場合は、都度確認しておくと安心です。

会食・返礼品の費用

参列者にふるまうお食事ですが、ひとりあたり最大5千円で考えてみましょう。この他にお帰りの際にお渡しする返礼品として1家族あたり3千~5千円で予算を立て、地域特性や参列者人数ごとに調整していくとよいでしょう。

お墓がある場合は、ご紹介した項目にかかる費用の総額として、10万円~20万円が目安となります。
なお、お墓のある地域や寺院、納骨方法、招く人数などによっても大きく変わるため、心配な場合は納骨する予定の寺院や霊園に相談するとよいでしょう。

お墓を新しく建てる場合

ご紹介したように、一般的に納骨にかかる費用は10万円~20万円ほどといわれていますが、お墓を新しく建立する場合には、墓石建立費用が追加で必要となります。

金額は地域、面積、墓石などによって大きく異なりますが、一般的に200万円前後と考えておくとよいでしょう。

故人様のためにと思う気持ちはとても大切ですが、これから長きにわたって管理していくことを考え、自分たちに一番合った方法・費用をぜひご検討ください。

6.納骨しなくても問題ない?

いろいろ考えた結果、お墓に納骨をしないという選択をする人もいます。自宅で保管する場合に気を付けるべき点をご紹介します。

ご遺骨を身近に置いておくことに法的問題はありませんが、「墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法)」により庭先に埋めることは禁じられています。

また、滅菌状態のご遺骨ですが、時にはカビが発生することもあります。ご自宅で供養する際は湿気を避け、直射日光の当たらない場所に保管するようにしてください。

納骨をするかしないかは自由とご紹介しましたが、ご遺骨の管理者であるご家族が万が一亡くなり後継人がいない場合、ご遺骨は自治体が無縁墓に埋葬します。さらに、急な災害によってご遺骨そのものを失ってしまうことも考えられます。

これらのリスクを回避するためには、納骨のタイミングや供養方法について検討し、決断する必要があるでしょう。

ご遺骨をそばに置いておきたい場合は、ご遺骨の一部をアクセサリーなどにおさめて身近に保管する手元供養という方法もあります。

7.納骨の時期に関するQ&A


A.納骨の時期が四十九日や一周忌より遅れてしまっても、問題はありません。

納骨には明確な期限や決まりがなく、ご家族の事情や気持ちの整理に合わせて行うことが大切とされています。お墓の準備が間に合わない場合や、ご親族との日程調整が難しい場合には、数年後に納骨するケースも見られます。


A.納骨の時期を決める際は、喪主様やご家族の考えを基本としつつ、ご親族の意向も可能な範囲で尊重すると安心です。

特に遠方から参列される方がいる場合や、高齢のご親族がいる場合は、移動負担や体調面への配慮が必要になります。納骨の時期に正解はありませんので、全員が納得できる日程を話し合いながら決めることが、後悔の少ない選択につながります。


A.納骨の時期がすぐに決められない場合でも、事前に進めておくべき準備はあります。たとえば、納骨先(お墓・納骨堂など)の候補を調べておくことや、必要書類の確認、寺院や墓地管理者への相談などです。

納骨の時期は後から調整できますが、準備を早めに進めておくことで選択肢が広がり、落ち着いて判断しやすくなるでしょう。

8.納骨の時期を考えながら、気持ちの整理をしてはいかがでしょうか

納骨のタイミング

大切な人との別れは耐え難く、ご遺骨をどこかに埋葬することは手放してしまうようでためらう方が多いかと思います。しかし納骨という儀式は供養のひとつであるだけではなく、遺されたご家族が悲しみに一区切りをつけ、新たな一歩を踏み出すための前向きな機会でもあります。

すぐに決められなくても問題はありませんし、最近では新しい納骨の方法が多岐にわたって紹介されています。ご自身のお気持ちにゆっくり向き合った末に、最善と思われる方法を検討されてみてはいかがでしょうか。

花葬儀では会員制サービス「リベントファミリー」をご用意しており、葬儀前後もご家族を支えるライフタイムサポートの一環としてお墓のご相談も承っております。花葬儀のメモリアルコンサルタントが対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。

関連記事一覧

海洋散骨で後悔しないために|不安を解消する5つのポイントや実例を解説

海洋散骨で後悔しないために|不安を解消する5つのポイントや実例を解説

海洋散骨を検討される際、「本当にこの方法を選んで後悔しないだろうか」と不安に感じる方も少なくありません。大切な故人様をお見送りする方法だからこそ、その決断には迷いや葛藤が伴うものです。 本記事では、海洋散骨とは何か、そし […]

お墓はいらない?後悔しないための判断と供養方法を解説

お墓はいらない?後悔しないための判断と供養方法を解説

近年、「お墓はいらない」という価値観が広がりつつあります。ここで言う「お墓」とは、墓石を建てる従来型の一般墓のことです。お墓の引越しを指す「改葬」の件数は全国的に増加傾向にあり、2024年度には約17万6千件を記録しまし […]

納骨の手続きとは?流れ・方法・必要書類を丁寧に解説

納骨の手続きとは?流れ・方法・必要書類を丁寧に解説

納骨の手続きは、多くのご家族にとって初めて経験することです。そのため「何から始めればいいのか」「どんな書類が必要か」など、わからないことが多く、不安を感じている方も少なくありません。 この記事では、納骨の手続きについてわ […]

ご不明な点がある方は、お気軽にお問い合わせください

24時間365日対応

無料・携帯OK

花葬儀ではお近くの葬儀場をお選び頂けます

※東京、神奈川、埼玉、千葉でお考えの方もお気軽にお問い合わせください

お葬式のはてな?を解決もしもの時に役立つ情報がたくさん!

24時間365日
いつでもご相談ください

電話をかける通話無料)

お葬式のはてな?を解決もしもの時に役立つ情報がたくさん!

私たち葬祭ディレクターが賜ります

リボン

初めてお葬式をされる方

花葬儀ではお近くの葬儀場をお選び頂けます。

※東京、神奈川、埼玉、千葉以外でお考えの方もお気軽にお問合せください。

メディア掲載情報

花葬儀のお葬式は、日経新聞、朝日新聞など、信頼ある多数のメディアに掲載されています。

掲載記事

公式Instagram

公式Instagramサムネイル
公式Instagramサムネイル
カードの種類アイコン
事前見積り請求でお葬式の不安を解消
0120-878-339
※東京、神奈川、埼玉、千葉以外でお考えの方もお気軽にお問合せください。
24時間365日対応
無料・携帯OK