ご葬儀でお赤飯を配る?
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- 【 葬儀・葬式の基礎知識 】
こんにちは、花葬儀です。
いつの間にか風も冷たくなり、冷え込みも強くなってきましたね。夜は木枯らしがもう寒くて寒くて……。
北海道出身の私ですが、東京と北海道では住宅の造りが違うせいか、むしろ家にいるときの方が足元が冷えるなど、ちょっと変わった不自由を感じます。
さて、私は先日、99歳(享年100歳)でお亡くなりになった方のご葬儀をお手伝いいたしました。
そのときご家族から
「家族としても大往生だと思っているし、むしろ100歳をみんなにお祝いしてほしい。葬儀のお食事の席で、母も好物だった赤飯を用意したいのですが、大丈夫ですか?」
とご質問をいただきました。
お祝いの席で食べるイメージの強いお赤飯を葬儀で用意することに驚く方も多いと思います。ですが、このご葬儀では、お赤飯を手配いたしました。今回はこのことについて、触れていきたいと思います。
ご葬儀でお赤飯を配る
意外に思われるかもしれませんが、ご葬儀でお赤飯を配ることが風習となっている地域もあるようです。弊社『花葬儀』でも、今回のお客様に限らず、ご要望を受けてお赤飯をご用意させていただいたことも何度かございます。
たしかに、大切な方の死には、大きな悲しみがあります。ただ、ご長寿で安らかに息を引き取られた場合、ご遺族も「長寿・大往生をお祝いしたい」とお考えになることもあるようです。結局、ご遺族の感じ方次第ではないのかな?と私は思っております。
ご会葬の皆様も、ご遺族の晴れやかなお顔を見て
「故人様は家族に見守られてよい最期を迎えたのだな」
と、安堵や喜びとともにお赤飯を召し上がっているように感じられます。
ご葬儀にむかうご家族のご心情や、ご希望、思いは様々なものがあることでしょう。しかし、このようなご葬儀の在り方もすばらしいものだと私は思っています。
みなさまのご希望を、ぜひお聞かせください。弊社『花葬儀』プランナーが、それを必ず、形にさせていただきます。
花葬儀プランナー M.N