花葬儀を選んだ理由
不安や疑問をすべてクリアにしてくれる対応に、安心感を抱きました。
主人が突然倒れて不安な中、戸惑いながらもスマホで検索をしたことを覚えています。日頃から「葬式は派手にしたくない」と主人が言っていたことを思い出しながら検索したところ、花葬儀さんのホームページを見つけました。そこで、問い合わせだけでもしてみようとお電話したのがきっかけでした。
夜10時と遅い時間でしたが、とてもていねいに話を聞いていただき、落ち着いて相談することができました。そして「本当はお役に立てない方がいいのですが、ご心配でしょうから一度お伺いしてお話しだけでもお聞きしましょうか」と、わざわざ家まで来てくださったのです。
葬儀に対する準備や心構えもできていない不安、主人も私も関西出身で、関東とは流儀や宗教の違いがあるのではないかという悩みにも一つひとつていねいに答えていただき、さらに安心感を抱きました。大黒柱の主人を亡くし、費用面での心配も大きかったのですが、単純に価格を下げるのではなく、費用を抑えながらもこちらが何を大事にしたいかを1番に考えてくださり、信頼できると感じました。
花葬儀を体験して良かったこと
低予算をみじんも感じさせないシンプルで上品な花祭壇に大満足。
主人も私も関西出身で、関東の葬儀や風習がまったく分からなかったのですが、関東の葬儀場について、風習・宗教上の違いについてなど、こちらの疑問にていねいに答えていただき、不安を取り除いていただきました。
斎場と火葬場が1箇所でできる斎場が空くまで3〜4日間自宅に安置することになった時も、「全部こちらでやりますから大丈夫ですよ」と言っていただき、安心しておまかせすることができました。おかげさまで、ご近所の方や主人の学生時代のお友達にも自宅にお別れに来ていただくことができました。
葬儀の予算を抑えたいとお伝えした時も、杓子定規に低価格のプランを出してくるのではなく、限られた予算内でも、どうやったら1番主人らしさを出せるか、家族が気持ちよくお見送りできるかなど、いろいろな方法を考えていただきました。
花祭壇は、みなさまからいただいた供花もアレンジして、予想以上に豪華に仕上げていただきました。子どもたちにも大好評で、関西の家族からも「きれいに飾ってもらってよかったね」と喜んでいただけました。
-ご主人はどんな方でしたか?
学生時代から野球が大好き。数学も得意でした。
高校時代、野球部に所属していた主人。運動神経が抜群!というわけではなかったのですが、「野球」というスポーツが好きだったのだと思います。就職してからも会社の野球部に所属し、野球を楽しんでいました。自分がプレイするだけでなく見るのも大好きで、テレビでもよく好きな球団の試合を、晩酌しながら応援していました。
主人は、学生時代から数学も得意でした。高校時代に使っていた数学の教科書を、いつまでも大切に持っていました。
子どもたちとアニメやゲームを一緒に楽しむ仲良し父子でした。
アニメやゲームが好きで、子どもたちと好きなアニメやゲームの話でよく盛り上がっていました。リビングでも子どもたちと一緒に、お気に入りのマンガの新刊が出た話や、ゲームの対戦結果についてなど、楽しそうに話していました。
お酒も好きで、毎日晩酌をしていました。でも、娘が20歳になった時、お友達と沖縄に行って「20歳になったからお酒買えるようになったよ」とお土産に買ってきてくれた泡盛は、大事に飾っていましたね。普段は無口でしたが、お酒を飲むとおしゃべりになり、楽しくいろいろな話をしてくれました。
一歩引いたところから、家族をいつも見守ってくれていました。
今時の父親にしては珍しく、子どもたちにあれこれと口を出さず、じっと見守るタイプでした。「人様に迷惑をかけなければ、自分のやりたいことを自由にやれ」というスタンスで、「親がでしゃばることはない」とよく言っていました。おかげで子どもたちは良い意味で自立した人間に成長できました。
「男子厨房に入らず」という古風な一面もありましたが、「家族のことを信じているから、みんなそれぞれ好きなことをやればいい。最後は自分が責任を持つから」という大きさは、いつも感じていました。主人が亡くなって悲しみはもちろんありますが、いつも後ろで見守ってくれているという安心感は、これからもずっと消えないと思っています。
こんなご葬儀でした
お式への要望
シンプルな家族葬で静かにお見送りがしたい
〇 「派手にはしたくない」という主人の意向を大事にしたい。
〇 できるだけ予算を抑えたい。
〇 関西の家族にも満足してもらえる葬儀にしたい。
〇 主人の雰囲気にあう祭壇にしてほしい。
実際のご葬儀
〇 青をベースに、ご主人が好んで着ていたという青系に合う色の花をアレンジしてご主人らしさを演出しました。
〇 皆様からのご供花もアレンジして、ボリュームある花祭壇に仕上げました。
〇 高校野球部時代に愛用していたグローブやユニフォーム、バッグを飾りました。ご両親に大変喜んでいただけました。
〇 結婚した後も大切に保管していた高校時代の数学の教科書や、職場結婚だったご主人と奥様の結婚式のアルバムも飾り、ご参列の皆様に懐かしんでいただきました。
〇 新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の直前だったので、関西のご家族にも参列いただくことができました。
-花葬儀が終わってみての感想はいかがですか?
早くから四十九日や納骨のことまでご心配いただき、本当に頼りになります。
ご縁を感じて花葬儀さんに決めて大正解でした。
主人らしい自然な写真を遺影に選んだこともあり、「(洋服の色に合わせた)青を入れた祭壇にしたい」という娘の意向を、「青色を入れたデザインでおまかせします」とフラワーデザイナーさんにお伝えしました。皆様からの供花も祭壇に一緒に入れていただいたことで皆様のお気持ちとともに見送ることができました。葬儀はしなくていいと言っていた主人もこれなら納得してくれるだろうと思います。
葬儀の後、緊急事態宣言が発令され、4月に開催予定だった四十九日を、新盆と合わせて8月に行うことにしましたが、鳥畑さんがこまめにお電話をくださるので、何の不安もなく安心できています。
「関西と関東では、納める骨の量が違うので、骨つぼの大きさが異なる」と教えていただいたのも花葬儀さんでした。「墓石の下にあるカロートの大きさに注意してくださいね」と伝えていただきました。主人は生前より「散骨してほしい」と言っていたこともあり、関西でお墓に納めた残りを海へ散骨することも考えています。
花葬儀さんには心から感謝しています。万が一次に利用する機会があれば、また花葬儀さんにお願いしたいと思います。本当に、ありがとうございました。
エピソードとお写真、映像は、ご家族様のご許可をいただいて掲載しております。