お客様インタビュー

葬儀を終えられたお客様に、花葬儀でのご葬儀について感想をお伺いしました。

故人様:女性 75歳
場 所:多磨葬祭場 日華斎場
プラン:家族葬
会葬者数:
親族:12名

姉が好きだったピンクを基調としたお花いっぱいの祭壇。 きっと姉も「綺麗ね」と言っていると思います。

故人様:女性 75歳
場 所:多磨葬祭場 日華斎場
プラン:家族葬
会葬者数:
親族:12名

花葬儀を選んだ理由

元気だった姉と語り合った理想の葬儀。綺麗なお花に囲まれて旅立ちたいという思いを叶えました。

私がお花の免許を持っていて、姉と一緒に暮らす自宅でもお花を育て、姉妹でお花や綺麗なものが好きでした。
以前身内の葬儀を挙げた際には、菊やユリなどを使った一般的な葬儀スタイルだったこともあり「自分たちのときは暗い葬儀ではなく、綺麗なお花に囲まれた明るいお葬式が良いね」と姉と2人で話していたこともありました。

ある日、車の運転中に前を走るバスの後部に花葬儀の広告を見かけ、家に帰ると早速パンフレットを取り寄せました。
姉にパンフレットを見せると「綺麗ね、結婚式みたいね」と驚いていましたが、自分だったらこんな式にしたいとお互いに理想を話しました。その頃は、病気がちだった私の方が恐らく先に旅立つだろうと思い、私の方が姉に「こんな葬儀にして欲しい」とたくさん要望を伝えていたと思います。
それ故に、いざ姉が倒れて葬儀が必要になったときには困惑しましたが、生前の姉と花葬儀のパンフレットを見ながら語り合ったことを思い出し、迷うことなく花葬儀に連絡しました。

花葬儀を体験して良かったこと

過去の葬儀で残った後悔。丁寧な対応で安心してお任せすることができました。

姉が亡くなり病院から連絡すると、数時間後には駆けつけてくれて、その対応の速さに驚きました。
打ち合わせの際も、葬儀内容を細かく丁寧に説明していただき、当日まで安心して過ごすことができました。

過去に私の主人や姉の旦那さんを見送ったときには、病院から紹介された葬儀社を利用しましたが、ご遺体が粗雑に扱われていて見ている家族からしても故人がとても可哀想に思えました。しかし花葬儀のスタッフさんは、救急車で運ばれてそのまま病院で亡くなってしまった姉が、ずっと家に帰りたがっていたことを汲み取ってくれて、姉の願い通り家に連れ帰ってきてくれました。通常でしたら霊安室に並べられ、葬儀場の安置所に運ばれてしまうところを、大好きだった家に戻ることができたことは姉も喜んでいると思います。
家に帰れた数日の間も、姉の身体をお清めして、お化粧も綺麗にして、とても丁寧に対応していただきました。
私自身も姉との別れの時間を2人で暮らした家で過ごすことができて良かったと思います。
花祭壇のデザインも大まかなイメージをお伝えしただけなのに、デザイナーさんが理想の形に仕上げてくれて、姉にも見せたかったくらい素敵な祭壇になりました。

-お姉様はどんな方でしたか?

常に一緒だったお互いがかけがえのない存在。姉は世話を焼きたくなる可愛らしい人 でした。

東京タワーでのお姉様との1枚

兄弟姉妹が多い家庭に生まれ、上の兄弟とは年が離れていた私たち姉妹は、小さい頃からずっと一緒に過ごしていました。
姉は他人と接することが苦手な人見知りで「妹さえ居れば良い」と言うほど私のことを溺愛してくれました。
両親を若くして亡くしていて、私にとって姉は母替わりであり、姉にとっても私は母替わりのような存在であったのだと思います。
お互いが結婚をした後も、姉は自宅に居るよりも私の家で過ごす方が多いのではと思うほど頻繁に私の家に遊びに来ていました。
それぞれの配偶者が他界した後は再び同居を始めることとなり、姉の身の回りの世話を私がしていました。
マイペースな姉としっかり者の妹で性格が正反対だった私たちは、喧嘩をすることも多くありましたが、頼られると何でもやってあげたいと思わせる可愛らしい姉でした。

外に出かけるより家に居ることが好きな姉。2人で出かけた思い出は大切な宝物です。

ケースに入れて持ち歩いていた愛犬の写真

小さい頃から家族の中にはいつも犬が居て家族みんな犬好きでした。2人で暮らすようになってからは、保護犬を迎え姉と2人で可愛がっていました。姉はデイホームのスタッフさんに見せるために愛犬の写真をケースに入れて持ち歩いていました。スタッフさんに「かわいい」と言われることが姉も嬉しかったようです。
姉は外に出かけるよりも家でゆっくりと過ごしたいタイプの人だったので、家ではリビングの指定席でテレビを見るのが好きでしたね。お相撲を見ながら贔屓の力士が勝つと手を叩いて無邪気に喜んでいました。そんなところもとても可愛かったです。

外に出ることが苦手な姉でしたが、私が一緒ならとドライブや買い物など2人で出かけることもありました。羽田や東京タワーに行き観光したり、恵比寿に買い物に行くこともありました。また行こうと話していたのに、こんなに早く姉を見送ることになってしまい今はとても寂しいです。

こんなご葬儀でした


お式への要望

姉と散歩をした野川の綺麗な桜をイメージした祭壇にしたい。

〇姉が好きだったピンクや優しいイメージにしてほしい。
〇近所の野川の桜のような祭壇にしたい。
〇自宅の庭に咲く紫陽花が綺麗なので花祭壇に紫陽花を取り入れてほしい。

実際のご葬儀

〇春になると桜が美しい野川をイメージして、ピンクを基調とした花祭壇を作りまし た。
〇思い出の写真をお預かりしてパネルを作り、花祭壇とともにお飾りしました。
〇ご希望のあった大輪の紫陽花をご用意しました。

-葬儀を終えての感想はいかがですか?

特別な存在であった姉を納得のいく形で見送ることができて良かったです。

お姉様との思い出の写真を見ながらお話しいただきました

当たり前のようにずっと一緒にいた姉が先に旅立ってしまい、心にぽっかり穴が空いた虚無感がずっと残っています。
未だに「これ姉に似合いそう」だとか「ここに連れて行きたい」と思い、「そうか…もう居ないのか」と寂しく思うことも。
そんなかけがえのない存在であったからこそ、生前に姉と話していた綺麗なお花に囲まれたお葬式で送り出せたことは本当に良かったと思っています。
参列した親戚や友人も「お花がとても綺麗で素敵だね、お姉さんは幸せだね」と声をかけていただき、今まで姉に寄り添って生きてきた私にとっても心に残る1日になりました。
普通の葬儀に比べると一般的にはお値段が張る葬儀だと思いますが、やはり過去の身内の葬儀で残念な思いをしていただけに、素敵な空間で送り出せたことを幸せに思います。
花葬儀のスタッフの皆さんも、最初から最後まで私たち家族の気持ちに寄り添った対応をしていただき本当に感謝しています。
いずれ私自身にその時がきた日には、花葬儀さんに連絡して葬儀の要望を伝えて欲しいと今から身内にお願いしておこうと思います。

エピソードとお写真、映像は、ご家族様のご許可をいただいて掲載しております。

担当したプランナーのメッセージ

「故人様と喪主様の姉妹の絆」を強く感じました。

担当プランナー大町 良太
大町 良太
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お互いご主人を亡くされてからは、末の妹様である喪主様が、お姉様の面倒を見て一緒に暮らしてこられたというお話しを伺い、 いつも助けあい、お互いを支えあってきたのだという「故人様と喪主様の姉妹の絆」を強く感じました。
悲しく寂しいお別れかもしれませんが、それでも明るく華やかに、お疲れさま、いってらっしゃいと、温かくお見送りなさりたいのではないか、とお話しを聞いて感じ、少人数の家族葬でも、ご本人らしく華やかに送って差し上げられるよう、日程決めや湯灌など、お式までにできることを一緒に考えお式を作りました。
この度は、ご縁をいただきお手伝いできたことを嬉しく思っています。ありがとうございました。

担当した空間デザイナーのメッセージ

好きな色で彩る!ということを大切にし、桜色のお花をふんだんに使い空間をデザインしました。

空間デザイナー池田
池田 直美

お打ち合わせにお伺いしたお宅のすぐ脇には水が穏やかに流れる野川がありました。
お二人でよくお散歩したのときのこと、桜が綺麗で大好きだったこと、お庭にもいろいろな植物があり夏にはアジサイが綺麗に咲き好きだったわ。と、本当にたくさんのお話を聞かせていただきました。

お姉様の大好きな色はピンク。
好きな色で彩る!ということを大切にし、ピンクのグラデーションで桜色のお花をふんだんに使い、そして、大好きだったアジサイも合わせて空間をデザインさせていただきました。
式場に足を踏み入れた際の、その空間をご覧になった時の喪主様の優しい笑顔を今でもしっかり覚えています。
お手伝いさせていただきありがとうございました。

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