ヨーロッパの森を散歩しているような空間を再現|葬儀・家族葬・お葬式なら「花葬儀」

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お客様インタビュー

葬儀を終えられたお客様に、花葬儀でのご葬儀について感想をお伺いしました。

ヨーロッパの森を散歩しているような空間を再現

故人様:男性
場 所:かわさき北部斎苑
プラン:一日葬
会葬者数:親族:41名 一般:4名

父が大好きだったヨーロッパの森を祭壇に。「地理」という学問と、生徒たちに情熱を注いだ父らしい、大満足の葬儀でした。

ヨーロッパの森を散歩しているような空間を再現

故人様:男性
場 所:かわさき北部斎苑
プラン:
一日葬
会葬者数:親族:41名 一般:4名

花葬儀を選んだ理由

故人と家族の想いをていねいに汲み取ってくれる「花葬儀」の姿勢に感激しました。

7〜8年ほど前から、三上社長とは親しくさせていただいています。出会いのきっかけは仕事でしたが、その後プライベートでもご一緒させていただく機会が増え、三上社長のお人柄や仕事への姿勢に、いつも感銘を受けていました。
父が亡くなったとき、迷わず花葬儀さんにお願いしようと思ったのは、三上社長への強い信頼感があったからです。普段からそのお人柄やお仕事ぶりをよく存じ上げている三上社長の会社だったら、絶対に間違いはないはず。そう考え、ほかの業者さんとの比較などは一切せずにご連絡をいたしました。
連絡後、すぐにご担当の方が駆けつけてくださったのも、スピーディーで適切な対応をしてくださったのも、とても心強かったのですが、それ以上に感激したことがあります。それは、葬儀への向き合い方です。父の人となりや、残された私たち家族の希望を真摯に聞き、父の想いに対してどんな葬儀ができるかを提案してくださったことに、心から感動しました。
実は花葬儀さんについてはそれほど詳しく存じ上げているわけではなかったのですが、お話をお聞きするにつれ、これは絶対よいお見送りができるだろうと、確信が強まりました。

花葬儀を体験して良かったこと

本物のヨーロッパの森を、まるで父と一緒に歩いているかのような最高のお見送りができました。

父は自分の死後、残された家族が困らないように、自分が亡くなった後のことを几帳面に書き残していました。葬儀についての希望も書き記されていたので、祭壇の打ち合わせでそれをお伝えしたのですが、フラワーデザイナーさんからはそれとは別に父の人柄や父が好きだったもの・ことなどを聞かれました。
なぜ、そのようなことを聞かれるのかわからないまま質問に答えていると、「お父様がとくにお好きだった北欧の街並みを花祭壇とお写真で再現しましょう」と目の前でデッサン画を描いていただき、ビックリ。
会場がかなり広いお部屋で、花が少ないと寂しい印象になってしまうし、かといってそこまで花をたくさん飾るほどの費用もかけられない。それもご相談したところ、大ぶりの枝を使って、まるでヨーロッパの森のような風景に仕上げていただいたのです。会場に入った瞬間、本当の森のように自然の空気が流れているのを感じ、感激しました。
晩年は、世界のあちこちを自分の脚で歩き回った父。そんな父の足取りをたどるかのように、各所に父や父の撮った写真も飾っていただきました。父の思い出をなぞるような素敵な葬儀に、心から満足しています。

お父様はどんな方でしたか?

高校の地理の先生だった父。真面目で几帳面で、研究家タイプの教師でした。

書斎イメージ
写真はイメージです

高校で地理を教えていた父。実はもともと、教師になろうとは思っていなかったそうです。「たまたま教育学部に受かったので教師になろうと決めた」と聞いたことがありますが、自分で「こうする」と決めたら、その道をとことん究める人でした。研究者肌のところがあったのだと思います。
父は高校で授業を教える傍ら、出版社から依頼されて、教科書や問題集の作成などにも関わっていました。「真面目が服を着て歩いている」ようだった父。家にいるときは、ほとんど自分の書斎にこもり、調べ物をしたり、執筆作業をしたりしていた姿を憶えています。

決めたことは必ずやり遂げる。自分の脚で世界を見て回る夢も叶えました。

写真はイメージです

「定年後は教壇には立たない」と宣言していた父。教師の仕事をすっぱりと辞めた後は、自分が授業で教えてきた世界中の場所を実際に自分の脚で歩いて回ると決め、足腰を鍛えはじめました。やると決めたらとことんやる父らしく、毎日軽く10㎞は歩いていたと思います。「自分がいままで教えてきた場所を、実際に自分の目で見ることで、文化や歴史を肌で感じたい」と、父はよく言っていました。車やバスではなく歩いて現地を回ることに意味があったようです。「歩け歩け同好会」というグループにも所属し、仲間と一緒に世界のあちこちを旅していました。

生徒思いの情熱的な教師で、みんなから尊敬されていました。

尊敬されていたお父様
生徒思いの情熱的な教師で尊敬されていたお父様

父は人もものごとも常に公平に見ようとする人でした。それゆえ、多くの人から慕われていました。しかし教師としての父は、家族には見せない情熱的な一面も、もっていたようです。葬儀に来てくれた父の元教え子たちから、「安盛先生はすごく情熱的な先生でしたよ」「それまで画一的だった修学旅行で、選択的自由行動が取れるようになったのは安盛先生のおかげ。一生懸命学校に交渉してくれたんです」と教えてもらいました。父の意外な一面を知ることができたこともうれしかったのですが、退職後何十年も経っているのに、こうして生徒さんが来てくださったことにも感動しました。

こんなご葬儀でした

ヨーロッパの森を散歩しているような祭壇

ヨーロッパの森を散歩しているような祭壇

お式への要望

父の人柄や性格が思い浮かぶような葬儀にしたい

〇定年後に自分の脚で歩き回った場所を再現したい。
〇とくに好きで何度も訪れていたヨーロッパを表現したい。
〇父が撮った写真や思い出も一緒に飾りたい。

実際のご葬儀

〇「歩け歩け同好会・ヨーロッパ」をテーマに、大ぶりの枝を組み込み、ヨーロッパの森のように仕上げました。
〇ヨーロッパの景色をパネルにして、枝から吊り下げました。
〇お父様がとくにお好きだった北欧の街並みを花祭壇と写真で実現。まるで北欧を散歩しているような空間を演出しました。
〇お父様がご執筆に関わった教科書や参考書を展示しました。

葬儀を終えての感想はいかがですか?

父の最後の「晴れ舞台」を安心してお任せできた花葬儀。残されたものの役目を無事つとめあげることができました。

ヨーロッパの森のような祭壇

悲しいだけではない、父の人生がギュッと凝縮された素敵な空間を生み出していただきました。情熱をもって仕事と生徒に向き合い、定年後は自分の脚で世界各国を回るという夢を叶えた父。そんな父の人生をふりかえる、素晴らしい葬儀となりました。父と古くからお付き合いのあるご友人の方からも「お父さんが喜んでいるね」とお言葉をいただきました。
展示したパネルの中には、父が生前母と一緒に旅行に行ったときの写真もありました。その写真を見つけた母が「一緒に行った場所だわ」と喜んでいました。 当日は、思いがけないアクシデントもありましたが、迅速かつ適切にご対応いただき、無事予定通りに葬儀を執り行うことができました。
葬儀は、故人がどういう思いで生き、どんな生き方をしてきたかを伝え、感謝を捧げる最後の晴れ舞台だと思います。故人のかわりにそれを形にするのが残された人の役目だとすれば、本当に信頼でき、安心してお任せできる花葬儀さんにお願いできたことは、父にとってはもちろん、私たち家族にとっても幸せでした。
本当に、ありがとうございました。

エピソードとお写真、映像は、ご家族様のご許可をいただいて掲載しております。

担当したメモリアルコンサルタントのメッセージ

お父様が目にしたヨーロッパの雰囲気を感じられるようなお式をご提案しました。

担当プランナー水野知佳
水野知佳
▶ 社員紹介を見る

お父様は高校で地理の先生をされていたとのことで、「探求心が強いお父様」の印象でした。教職引退後は自らその地に脚を運ばれ、「世界遺産」「国の様子」等をご自身の目で見て研究を重ねてこられました。
そのようなお話しを伺い、式場の中で一歩歩けば、お父様が目にしたヨーロッパの雰囲気を感じられるようなお式のご提案をさせて頂きました。
退職から何年たっても教え子から尊敬をされ続けていたお父様。
家庭でのお父様の印象だけでなく、この度のお式を通して教え子の方からのお父様の様子やお父様への感謝の言葉を初めて聞くことができたのは、お父様が生前に残された賜物であると感じました。
この度はお手伝いをさせて頂きありがとうございました。

担当した空間デザイナーのメッセージ

空間デザインのテーマは「ヨーロッパを歩く歩く同好会」

担当空間デザイナー池田直美
池田直美
▶ 社員紹介を見る

お父様が、ヨーロッパを何度も訪れ歩いて回られていたとのことで、特にお好きだったという北欧の街並みを、グリーンをふんだんに使い式場内に作り、その中を散歩しているような空間をデザインしました。
街並みの表現を、花祭壇と写真で一体化したり、思い出の地をパネルにし式場全体に飾ったり・・・。参列される方もまるでお父様と一緒に散歩をしているような時間を感じていただけたらと意識してお飾りしました。
この度は、お手伝いさせていただきありがとうございました。

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