花葬儀を選んだ理由
花の祭壇は賑やかな感じがしていい
花があるということが葬儀の中で大事なことだと思います。花葬儀なら花をたくさん使って祭壇がにぎやかになるだろうと思ったのが決めてなんです。
白木の祭壇の場合、花輪とか付け花のご供花になりますよね、ご供花がたくさんあればいいですけど、少ないと葬儀自体が寂しい気がしたんです。
妻は人からすごく好かれていて、ワイワイやるのが好きだったから、花がたくさんある花の祭壇で賑やかに送ってあげたかったんです。
花葬儀を体験して良かったこと
・喪主になるのは初めてのことでいろいろと心配でした。
でも花葬儀さんに問い合わせると「こうしたらいいですよ」というアドバイスをくれるので助かりました。
・プランナーやスタッフの対応がいつも一生懸命で、かつ的確で印象がとても良かったです。
・一般的な「家族葬」はこじんまりしていて素っ気なく終わってしまうイメージですが、花葬儀は花のボリュームがおおきくて、祭壇全体を花で飾っているので賑やかな感じがして妻に合っていると思いました。
・アフターケアが良かったです。後壇の片づけを含め、手続きの相談とかいろいろやってくれました。
-奥様はどんな方でしたか?
面倒見が良く優しい人でした
妻は長女で、小さいころから兄弟の面倒をよく見ていたと生前言っていました。この年齢になっても兄弟の事を気にかけているくらいでした。
家族だけではなく皆に優しい人でした。
昔、自宅の近所は道路が舗装されていなかったから雨が降ると地面がぬかるんでしまい、駅からの帰路は長靴がないとドロドロになってしまったんです。
そんな雨の日は私が仕事帰りに駅に着く時間を電話すると、長靴を持って迎えにきてくれました。
私だけじゃなく、家に人が来るときにも同様に長靴を持って迎えに行っていたんです。普通だったら「汚れても良い靴を履いてきてください」と言いますよね。でも妻は人の為に自分の労力を惜しまない。そういうところが優しくて面倒見が良かったんです。
労力を惜しまないと言えば、ご近所で毎日落ち葉を掃いて道をきれいにしている人がいて、妻は週に一度は手伝っていました。また、周りに家が建ち始めご近所さんができると、庭師を紹介したり、新しく越してくる人たちの面倒も積極的に見ていました。だから、ご近所さんから「何かとお世話になった」とよく言われるんですよ。
趣味はフラダンスで、チームの皆をまとめ上げるリーダー的な存在でした。
一緒に踊っていた仲間からもとても慕われていました。
こんなご葬儀でした
お式への要望
白木の祭壇は素っ気ないから、お花を飾って賑やかにしてほしい
・白木の祭壇は使いたくない
・お花をたくさん飾ってあげたい
・家族葬がいい。
実際のご葬儀
〇 白装束ではなく、フランダンスの衣装であるムームーを着ていただきました
〇 生花でムームーに合うレイを作って首回りも華やかに生花でお飾りしました
〇 アルバムをたくさんお借りしたので、写真でDVDムービーを作成し、式中に流しました
〇 音楽はハワイアンの曲を流しました
〇 お気に入りの写真をパネルにして飾りました
〇 花祭壇の花は奥様の雰囲気にあったかわいらしいピンク色の花を多く使いました
〇 スイミングがお好きとのことでしたので、愛用の水着もお棺に入れました
〇 会葬者は年配の方が多いと伺いましたので、火葬場と式場が一体になった多摩日華葬祭場をお勧めしました。
-葬儀が終わってみての感想はいかがですか?
花葬儀の式はみんなの気持ちが安らぐようなお葬儀だと思う
「家族葬」のイメージは親族のみでひっそりとやるイメージでしたが、兄妹が多いせいか人がたくさん集まり、祭壇は思ったより多くの花で作っていただき、更には拡大パネルにした写真をたくさん飾ってくれたので、寂しい雰囲気にはなりませんでした。
葬儀にきてくれた人達も「すごく良い葬儀だった」「奥様こんなにきれいにしてもらって良かったね」と言ってくれた人が多かったので、全体的に満足でした。
花葬儀の良いところは花祭壇の素晴らしさと担当プランナーの細かいフォローだと思います。
式は決められた時間の中で段取りよく進められたので、中だるみなどなく気持ちよく妻を送ることができました。
エピソードとお写真は、ご家族様のご許可をいただいて掲載しております。