御会式 おえしき
御会式は、日蓮宗を広めた日蓮の命日である10月12日と13日に執り行われる法要です。
御会式は、日蓮宗派の多くのお寺で見られますが、中でも、日蓮宗の総本山である身延山久遠寺、都内では池上本門寺(大田区)と妙法寺(杉並区)の法要が特に大規模で、多くの信者や観光客でにぎわいます。
法華経で人を救おうとした日蓮は、現在の東京都大田区池上で最期を迎えました。日蓮は、生前、幕府などの反感を買い、流罪になったりするなど、様々な困難に見舞われます。そして、身延山に入り、晩年の9年間を過ごしました。身延の冬は厳しく、食べ物もわずかで、日蓮は体調を崩し、常陸(茨城)の湯まで湯治に向かいましたが、道中で倒れ、東京都大田区池上にある池上宗仲邸で息を引き取りました。日蓮が亡くなった際、開花時期ではなかった10月に桜の花が咲いたという故事に由来して、御会式の万灯には桜の花を模した紙花が飾られ、日蓮を偲ぶようになったようです。
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