打敷 うちしき
打敷は、仏壇を荘厳なものに演出する道具(荘厳具)のひとつで、仏壇の卓の天板の下にはさむ敷物を指します。「打敷」「打布」「内布」とも呼ばれます。
お釈迦様が座る部分に、弟子が自分の着物や花を敷きつめたことが起源といわれており、現在の仏壇では仏壇前の卓の上に敷かれることもあります。
打敷には、夏用、冬用、四十九日用の3種類があります。夏用の打敷は、正絹の紗や絽などの薄手の生地で、白や青、緑など涼やかな色合いです。冬用の打敷は、厚手の生地で、刺繍が施されたものが多く、金や朱、茶、紫など落ち着いた色合いです。
四十九日用の打敷は、白無地です。四十九日用以外の打敷が派手なデザインになっていることが多いのは、仏様がいる極楽浄土の様子を見える形で表すためだといわれています。
打敷は、宗派によって形が異なり、浄土真宗では、逆三角形の形状をした「三角打敷」を使いますが、他の宗派では、四角形の打敷を用います。
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